家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

家づくりの職人さんたち

欠かすことのできない

職人のチカラ

家を新築するのにも、

リフォームするのにも、

現場で働く職人がいなければ

工事は進みません。

どんなにインターネットや

情報技術が進んで世界中の資材を

集めることができたとしても、

手を動かす人が必要です。

工事が進むまで、

あまり触れ合う機会も少ない

地味な人たちですが、

職人の技と心意気によって

家は支えられているのです。

「働き方改革」

働き方改革では、

女性の活躍や高齢者への

期待も含まれていますが、

男性の就業者数では

建設業は3位、

運輸業も4位となります。

女性ドライバーは

見かけるようになりましたが、

重たい資材を扱うなど

フィジカルな体力を必要とする

建設現場では簡単に女性や

高齢者の活躍を期待することが

できません。

さらに、

相応の技術の習得を必要とする

建築現場の職人となるには

時間もかかります。

現実的に建設現場で働く職人の

多くがすでに高齢化しているのも

問題となっています。

2024年前後は

法制上のポイントでもありますが、

団塊の世代が

後期高齢者になる時期とも

重なります。

後期高齢者になることを

契機として、

現場から引退する職人が

一気に増えれば、

ニュースになっている運輸や、

医療、教育の業界よりも

深刻な人材不足が

目の前にあります。

現実に政府の想定する

産業別労働力需給の見通しでは、

医療、教育では

増える予定ですが、

建設業は大きく減り、

2024年には運輸業よりも

少なくなる見通しと

なっています。

大きな危機感を持って、

迎えなければならない問題です。

というのも、

建設業も大事な社会インフラの

一環であると考えられるからです。

たとえ

大手の住宅メーカーであっても、

結果的には

地域の職人のチカラを

頼っているのに過ぎません。

人が住んでいるところがあれば、

小学校に通い、

医者にかかり、

配送物が届く環境を

つくらなければならないことと

同じように、

その地域に

建築の職人がいなければ、

その地域の家や建築物を

守り続けることはできません。

地域の存続を維持するのには、

地域の建設会社と建築職人は

欠かせない存在で

あるはずなのです。

社会を支える職人のチカラを、

もう少し詳しく

見つめなおしてみましょう。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。