家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

子どもの安全

人口動態統計を見ていると、

家庭内事故による死者数は、

圧倒的に

交通事故の死者数よりも

多くなっています。

交通事故は法律の変更と

自動車会社の技術開発で、

大きく死者数を減らすことに

成功していますが、

家庭内事故は

こうした明確な対策が

立てられないままに

なっています。

単純な死者数を見ると、

高齢者が多いのですが、

そもそも高齢者は病気を含めて

すべての分野で多いものです。

ですから

家庭内事故での死者数は、

高齢者は少なく成ります。

一方、

子どもの死者数は、

特に5~9歳では、

不慮の事故が一番多くなります。

その中では

家の中での事故もあり、

子どもの家庭内での安全を

しっかりと

考えておかなければいけません。

そうなると思いつくのは、

危険な階段と思いますが、

事故発生場所の状況を見ると

意外です。

そのほとんどが、

リビングやキッチンなのです。

このデータでは

軽度の事故も含まれているので、

誤飲をはじめとして

ソファやいすなどから

落ちる子どもが含まれているなど、

家が原因とは限りません。

それでも階段での事故が、

この2ケ所に続く多いことを

知っておかなければなりません。

かといって、

階段をなくすわけにはいきません。

小さい子どものいる家庭では、

しっかり階段の安全対策を

考えておく必要があります。

たとえば、

階段上には設置する転落防止用の

ベビーフェンスが売られています。

SGマークの付いたものは、

安全性が検証されていますので、

選んで取り付けましょう。

また、

通常の階段手摺は

大人用ですので、

シングルエイジの子どもにあった

専用の手すりを付けるなども

有効な対策になります。

家庭な事故発生場所%

居間     59.8 

台所       9.2

階段                     8.9

子ども部屋         7.2

浴槽・風呂場     3.6

玄関                    3.7

ベランダ            0.8

その他                6.8

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。