家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

ルイスとジョアン

「母国ポルトガルや、

長々と海を渡ってきたインドの国々など、

これまで見たことがないほど

ずっと清潔で、精巧で、

かつ優雅な家屋に暮らしている。」

と、日本への評価を書き残したのは

ルイス・フロイスです。

「日本人は外面の美しさを非常に重んじ、

平素から邸をすべて清潔に保つのは

不意の来客があっても、

客人を然るべくもてなすための礼法である。」

と、書き残しているのは

ジョアン・ロドリゲスです。

16世紀に地球を半周廻って

日本までたどり着いた

ヨーロッパ人は多くいて、

戦国時代の合戦を視察し、

中には参戦していた黒人もいました。

その当時、京都三条河原で、

釜ゆでの刑に処された

大盗賊石川五右衛門のことも

母国に報告されています。

ルイスは宣教師として

派遣されましたが、

ジョアンは17歳の水夫であって、

母国ポルトガル語よりも

日本語のほうが堪能になったほどで、

報告のポルトガル語も

たどたどしかったといわれています。

それだけに、

美辞麗句を並べた記述ではなく、

真実を語っていたように思えます。

今でいう宇宙旅行を行うほどの

最先端の国で育った彼らが、

揃えて書き残しているのが

「母国よりも清潔」

だということです。

清掃も家僕の仕事ではなく、

支配者も率先して清潔を保ち、

常にごみを掃き払う人が

町中に居ます。

まるで、

現代のディズニーランドのような

国だったのです。

もちろん家の中も同様です。

手を使って食事をしていた

彼らに対して、

日本では、

3~4歳児でも箸を使って、

自分で食べられるようになっています。

食後に手を洗う

フィンガーボールも必要ありません。

清潔さは

健康を維持する基本です。

日本のライフスタイルは、

世界の見本になるはずです。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。