家づくりこぼれ話!

こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。

庭のリフォーム

生活文化のリフォーム

今の家に

満足していないところがあれば、

新しい住環境を求めたくなります。

それが持ち家で住み続けようと考えれば、

リフォームをします。

でも、

本当に差し迫った不便さがなければ、

そのまま住み続けてしまいます。

そんなとき、

暮らしを一転させる豊かな、

文化的なリフォームがあります。

庭をリフォームするのです。

庭のリフォーム

庭をつくることは

戸建て住宅の大きな楽しみのひとつです。

しかし

家を新築するときでも、

建物のことばかりに気にとられて、

なかなか庭のことまで

思いが届かないものです。

さらに

庭をリフォームしても、

一般的には快適さが

増すものではありません。

それだけに

庭のリフォームは、

イメージしにくいかもしれません。

そこで

現在の家の庭に面した居室に座って、

庭を眺めてください。

次のようなものが見えませんか?

●隣家のブロック塀

●隣家の小窓

●物干し竿の端や一部

●車や自転車

●通りを通行する人

もしくは、

いつも窓にはカーテンが

閉められていて、

せっかくの窓にも開放感が

なくなっていることはありませんか。

窓から見える風景を変えると、

インテリアの印象も大きく変わります。

もともと窓とは、

日本の住まい文化では間戸と書き、

柱と柱の間には壁ではなく

扉がはめ込まれ、

解放された部分のことです。

この間戸(まど)に縁側をつくって、

その先の庭とつながりを

生み出したのが日本の家屋です。

そして左右は柱、

上下は鴨居と縁側で仕切り取るようにして

庭の風景を室内に取り込みました。

たとえば

平成17年に完成した京都迎賓館では、

窓の背が高いのを軒先を伸ばすことで

わざわざ空を切り落として、

庭を取り込んでいます。

窓は庭の風景を切り取って

生け捕りにする、

ピクチャーウインドウなのです。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

 

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。