家づくりこぼれ話!

こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。

家の表面上の値段に

振り回されていませんか?

セミナーなどで

お金について話しているとき、

「物件価格=家の値段ではありません」というと、

驚く人がたくさんいます。

住宅にかかる金額は、

実際にわかりにくいものです。

マイホーム価格は、イコール家の値段

だと思われがちですが、

それだけでは家の

本当の価格はわかりません。

購入にともなう諸経費や税金、

建築後のローンの利息や

メンテナンス費用なども含め、

トータルで考える必要があります。

安く見せるテクニックにだまされない

「1200万円でいえが建ちます。

坪単価40万円です」

という会社のチラシをよく見たら、

アルミサッシが標準で

オプションにアルミ樹脂複合サッシ

と書いてありました。

最低限快適に住める状態にするために

必要なものを

すべてプラスして計算してみると、

結局は坪60万円くらいになってしまいました。

坪単価を比較しながら

住宅展示場を回る人がいますが、

安く見せるテクニックで売るような

住宅会社に出くわしてしまうかもしれないので、

ぜひ注意していただきたいですね。

値札だけでも、家の価値はつかめない

住宅建設の世界では、

広告などにつけられた値札だけを見ても、

その本当の価値を推し量ることはできません。

たとえば、

1800万円で性能の低い家と、

2000万円で高断熱・高気密で

ZEH仕様で太陽光発電がついて

耐震等級の最高位であるランク3の

家があるとします。

どちらが本当の意味で割安でしょうか?

差額が200万円なら、

後々のメンテナンスや

ランニングコストを考えると、

圧倒的に後者が安いといえます。

10年かからずに差額が逆転するだけでなく、

耐用年数も違います。

前者は30年後に建て替えか

大規模なリフォームが必要になるでしょう。

一方、

後者は50年は保つでしょう。

しかし、

大多数の人はそこまで考えが及びません。

2000万円と1800万円を比較して、

「200万円も安い!」と

目の前の価格に踊らされて

しまいがちです。

本日はこれまでです。

トクする家づくり損する家づくり からでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。