家づくりこぼれ話!

こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。

建物にかける予算には

妥協してはいけない

土地と建物と予算について

意思決定をするときに大事な心構えは、

三つすべての条件が満たされることはない、

ということです。

土地は駅近で、便利なうえに住環境もいい。

建物は広くておしゃれで高性能。

しかも総予算が安い、

などという好条件はありえません。

土地も最高条件、建物も最高レベルだったら、

予算は必然的に高くなります。

資金に限りがある以上は、

土地を優先するか建物を優先するか、

意思決定が必要です。

その時土地を優先するなら、

建物はローコスト住宅で手を打ったり、

郊外の安マンションや中古住宅を

選んだりすることになります。

土地を優先して建物で妥協することを

おすすめできないのは、

これまで述べてきたとおりです。

住み心地やランニングコストは、

建物によって全然違うからです。

もちろん、

土地に対しても譲れないポイントというのは

誰しもお持ちだと思うので、

すべてを妥協することを

すすめているわけではありませんが、

土地はほどほどに、

建物の特に性能を妥協することはないように、

というのが願いです。

住宅購入の公式は

「総予算―建物予算=土地予算」

予算の範囲内で選ぶべきなのは、

土地です。

住む街は、

住めば都というように、

長く暮らしているうちに愛着がわいてきます。

しかし、

建物に関しては、

住めば宮殿というわけにはいきません。

「総予算―建物予算=土地予算」は

住宅購入の公式です。

でも、

多くの人はそれを知らないので、

土地にかけていい予算がわからず、

選択基準も持たないまま、

とりあえず土地から探し回っています。

そんな人ほど、

「おトクですよ。立地もいいし、予算の範囲内です」

と不動産会社にすすめられると、

たちまち手を挙げてしまいます。

Aさんのようにならないために、

まず総予算を決め、次に建物、

残ったお金を土地に回す。

この原則を忘れてはいけません。

本日はこれまでです。

トクする家づくり損する家づくり からでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。