家づくりこぼれ話!

こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。

土地や建物以上に重要!?

マイホームを建てるために

欠かせないないお金の話

「マイホームが欲しい」。

そう望む人にとって、

もっとも大きな壁となるのが、

お金。

家は人生で最大の買い物、

とよく言われるように、

住宅建設には多額の資金が必要になります。

家を建てるには

どれくらいのお金が必要なのか、

そしてそのお金はどのように

用意すればいいのか、

マイホームを建てるために欠かせない

お金にまつわるさまざまな側面について

見ていきましょう。

家づくりの総額の算出法

総額を割り出す手順の第一は、

自己資金の確定です。

貯蓄のうち、頭金につぎ込める金額。

あるいは、親からの援助の有無。

いくら自己資金を入れることが

できるかをはっきりさせます。

次に銀行で住宅ローンの

事前審査を受けます。

そのうえで、

その住宅ローンの金額が

返済に無理のない範囲かどうかも考えます。

そうして決まった

自己資金+住宅ローンが

家づくりの予算となります。

事前審査は、

本来は購入する土地と建築する建物の

金額が決まった段階で受けるのですが、

その前の段階で審査を受けてくれる

金融機関もあります。

早めにどれくらいの金額の住宅ローンを

借りられることがわかっていれば、

予算の計画が立てやすくなります。

たとえば、

Aさんにならい、自己資金が500万円で、

審査の結果住宅ローンの上限が

2500万円だとすれば、

資金の総額は3000万円となるわけです。

土地より建物の予算を優先する

次の手順は、

建物のプランづくりです。

まだどこの土地を買うか

決めていない状態でもかまいません。

建物にいくらかけるか次第で、

土地にかけられる金額が変わるからです。

結果的に建物にかける予算を

削ってしまったAさんのように、

快適ではない思いをしながら住み、

高いランニングコストをかけ、

なおかつ30年後に

建て替えなくてはならなくなるような

住宅を建ててしまっては、

本末転倒です。

快適に長く住めて

資産価値の落ちない住みどころを

手に入れるには、

性能に妥協しない建物が欠かせません。

建物にかける予算も、

妥協してはいけません。

建物に1800万円かかり、

諸経費や付帯工事などに

500万円かかるとすれば、

合わせて2300万円。

総予算が3000万円だとすると、

残りの700万円が、

土地にかけられる金額です。

この予算内で買える土地を

探さなければいけないことになります。

Aさんの失敗は、資金計画の順番が

反対だったために起こりました。

予算をしっかり決めずに動き始めると、

「1200万円でいい土地がありますよ」

と言われて飛びついてしまい、

大切な建物で妥協する羽目になりかねないのです。

本日はこれまでです。

トクする家づくり損する家づくり からでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。