家づくりこぼれ話!

こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。

 

 

家を買うって!

 

 

ファイナンシャルプランニングは

画一的なものではありません。

 

 

すべての家族ごとに違う

ライフプランが存在します。

 

 

当然、マイホームにおける

資金計画も違ってきます。

 

 

たとえば、ライフステージが異なる

典型的な2つの家族の

マイホーム資金計画を見てみましょう。

 

 

例1、

 

30代前半のご夫婦と

就学前の小さなお子様2人の4人家族の事例

 

 

「ご主人の年収は400万円台。

奥様は子育てをしながらのパート社員。

託児施設の支払いも大変で

決してラクではありません。

 

毎月支払える額にも限りがあるので、

一戸建てのローコスト住宅を、

金利の低い変動金利型の住宅ローンを組んで

購入しようと考えています」

 

 

さてこの選択はどうでしょう。

目先の予算だけを考えると、

こうなることもわかります。

 

 

現実的には仕方がないかもしれません。

 

 

しかし、手に入れたローコスト住宅が、

もし断熱性能や耐久性能の低いものであったとすると、

 

 

月々の光熱費や

先々のメンテナンス費などが多くかかって

将来にわたって家計を圧迫するかもしれません。

 

 

また、耐久性の低い家の場合は、

ちょうど老後期を迎える30年後くらいに

大規模なリフォームか

建て替えをしないといけないくらい

老朽化しているかもしれません。

 

 

また、住宅ローンについては、

変動金利は今でこそ金利が

低いかもしれませんが、

 

 

もし金利が上昇し始めると

それに応じて支払いの負担も増えてきます。

 

 

その金利上昇を想定して

ローン設計をしていれば良いのですが……。

 

 

就学前の幼児を預かってくれる

託児施設の費用は一般的に高いので、

家計にとっては大きな負担です。

 

 

時間に制限のある働き方しかできない

奥様の収入にも限りがあるので、

今はとても厳しいかもしれません。

 

 

しかし、2~3年後における

お子様が公立の小学校に入ると

家計はぐっとラクになります。

 

 

奥様の働く時間を増やして所得が増えると

もっとラクになります。

 

 

その後は住宅ローンを返しながら

10年後にやってくる

教育期に備えていくことになります。

 

 

このご家族の場合、

老後までの先々を見据えた時、

もう少しだけ家にかけるお金を増やしてでも、

 

 

省メンテナンスで長く住むことができる、

高耐久で月々の光熱費もあまりかからない

高断熱な家も選択肢として

検討してもいいと思います。

 

 

また、

ローンの金利タイプも

長い期間返すことを考えると、

金利の上昇がなく、

 

 

家計の設計がしやすい固定金利も

検討してみるとよいかもしれません。

 

 

本日はこれまでです

 

 

では、では。

 

「家づくりを通じて、

   ご家族が幸せになるお手伝いをする」

 

私の使命です。