家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

借りるのが得か?

建てるのが得か?

持ち家と貸家の損得勘定

人には家が必要です。

誰でもこれまで育った家があり、

そして、

老いて余生を暮らす家がなければ

暮らしてゆけません。

でも、

その家も借りて住むのが

良いのでしょうか、

それとも

建てて住むのが

良いのでしょうか。

この究極のテーマは、

じつは世界の国によっても

違いがあります。

あなたは

どちらを選びますか?

シェアリングの時代

世代が変わると、

さまざまな考え方も

変わります。

自動車産業も、

その世代の考え方の違いに

直面しています。

以前に比べれば、

自家用車を持つという

車の所有価値が低下して、

自動車が

売れなくなったのです。

一家に一台は

車を持つという考え方は、

都市部を中心に

失われつつあります。

そしてカーシェアリング

という事業が

普及し始めています。

車を所有することを考えると、

相当の費用がかかります。

都市部で大きいのは

駐車場代です。

戸建て住宅で

自宅の敷地内に置けば

負担も少ないのですが、

マンションなどの共同住宅では

負担が大きくなります。

これがカーシェアリングでは、

使った時間分の費用を

負担するだけでよくなります。

しかも

レンターカーに比べると

時間の制約も短く、

近距離であればガソリン代も

その利用の中に含まれます。

当然、

他人が不快となるような使い方は

しないことは

マナーとしてありますが、

洗車や掃除をする必要も

ありません。

確かに

車の取得費や税金や

車検・メンテナンス費用、

駐車場代までを計上して、

使用頻度で割り算をすれば

カーシェアリングのほうが

得になる人は大勢いると思います。

休みの日に

近距離でしか乗らないのなら

確実に

カーシェアリングの方が得です。

でも、

そんなに利用者に徳である

仕組みなら、

カーシェアリングの事業者は

儲かるのでしょうか。

いいえ、

儲かるからこそ

事業化しているはずです。

単純に考えれば、

1台の車を

できるだけ多くの人が利用し、

その車の稼働率が高くなれば

儲かるのです。

ですから

毎日のように乗って自動車を活用し、

動き回っている人たちが

検討すれば、

間違いなくカーシェアリングの方が

高くつきます。

使わなければ

費用もかからない車とは違い、

住宅は必ずどこかに

寝泊まりします。

確かに持ち家の場合にも、

税負担やメンテナンスの

煩わしさから、

賃貸住宅のほう良い

という話も聞かれます。

たとえば

ホテルに宿泊することは、

家をシェアリング

しているようなものです。

その部屋で過ごしても

電気代も固定資産税も

払わなくてすみます。

掃除もしなくてよいのです。

しかし、

毎日ホテルで過ごすのは、

どこかの貸家を借りることよりも

圧倒的に費用がかかります。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。