家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
住まい文化の栞
おしぼりと割箸
日本では多くの飲食店で、
入店して席に着くと
おしぼりが出されます。
外国人もこの風習に
強い関心を示してくれます。
西欧にも似たような風習として、
ナプキンやフィンガーボールがありますが、
これは食前ではなく、
食事中に手を清めるためのものです。
日本のおしぼり文化は意外に古く、
時代劇でも旅籠についた客を
足洗のたらいと手拭いで
迎える場面が見られます。
こうした習慣に
端を発するおしぼりの提供には、
来店への感謝と旅への
ねぎらいが込められていますが、
なにより、
日本社会の衛生意識の高さを
示しています。
さらに、多くの飲食店では
割り箸が用意されます。
割り箸は森林資源の浪費
だという意見もあれば、
間伐材利用で環境保全に
つながるという見方もあります。
しかし環境論はさておき、
割り箸の本質的な意味は
「未使用であることを自分で確認できる」
点にあります。
一本の端を割って使い始める行為は、
清潔さを保証する仕組みなのです。
割る前の端は
当然清潔であると信じられており、
実際にそのように作られています。
これもまた、日本社会が培ってきた
衛生文化の表れです。
箸の歴史は東洋で非常に古く、
対してスプーンやフォーク
の歴史は意外に浅く、
多くの地域では
手づかみで食事をするのが一般的でした。
そのため西欧では
フィンガーボールやナプキンが
整えられているのです。
このように清潔さを
重視する文化があったからこそ、
日本では刺身などの
生食が発展しました。
もちろん生食には、
料理人の技術や知恵も欠かせません。
それ以上に、
こうした衛生管理の風習の積み重ねが、
社会全体で一貫して行われてきた
ウィルス対策の一つと
考えることができるのではないでしょうか。
日本は、
ウィルス対策の面でも安全な国なのです。
本日はこれまでです。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。


