家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

おいしい家

健康に暮らすための

空気環境

おいしい空気

エネルギー性能の高い家を

求めるときには、

断熱だけではなく

気密性の高い家が求められます。

気密性が高くなければ、

人の呼吸で室内空気が

劣化する恐れがあります。

気密性の高さが、

シックハウス症候群を

起こしやすくする可能性も

否定できません。

そのため、

気密性を高めながら、

その一方で

換気をする必要があります。

それは法律でも1時間に0.5回と

定められています。

つまり、

2時間で部屋全体の空気の入れかえが

ないといけないのです。

ところが、

空気を入れかえると

せっかくの冷暖房の熱量が

損なわれてしまいます。

そのため単純な換気でではなく、

熱交換をして

換気をする方法が取られます。

熱についての技術は大きく進み、

今では全熱交換素子が開発されていて、

一種の紙フィルターに

空気を通すことで、

吸排気の熱量が交換されます。

この装置によって

新鮮な空気と入れかえをしても、

熱のロスを防いでくれるのです。

こうした

呼吸のできる家にすることは

「おいしい家」にするための

条件のひとつになります。

その他にも

「おいしい家」にする

ポイントがあります。

たとえば、

珪藻土や漆喰、

あるいは木材を壁にすることです。

これらの材には、

湿度を調整する機能をはじめとして、

空気をおいしくするといわれています。

一般的なビニールクロスは、

コストやふき取りなどの手入れで

メリットがあるのですが、

空気との摩擦などで

静電気を帯電しやすいのが

デメリットです。

静電気により、空気中の塵埃や、

たばこの煙やヤニを付着します。

さらに、

その塵埃に湿気が含まれると、

菌の温床になりかねません。

こうした現象を抑えてくれるのが、

珪藻土や漆喰、

木張りの壁などです。

じつは、

これから先、長い人生を過ごす

大事な場所です。

そして、

その家の空気を

たくさん食べることになります。

おいしい家にしておくことは、

豊かな生活を維持する

大事な手立てになってくれるはずです。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする

私の使命です。