家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

工務店の役割

2023年住宅着工統計から

新しい年が明けて、

早々に能登半島地震で

大きな地震災害に見舞われています。

被災された方々には

心からお見舞い申し上げるとともに、

復興に尽力されている皆様には

安全に留意され、

ご活躍されることをお祈りいたします。

この被災の中心に住まいがあり、

復興に尽力している一環に

地域工務店がいます。

統計から見える工務店の実情を

レポートします。

工務店の役割

こうした現実の裏には、

住宅の市場原理だけではない

要素もあります。

それを実感するのには、

限られた地域に工務店が

なくなった世界を想像してみれば

イメージができるかもしれません。

大事な資産である家は、

それなりにメンテナンスを

重ねていかないと

維持できるものではありません。

専門家である工務店が

地域に無くなれば、

家を維持してゆくことも

ままなりません。

それは、

医者のいない場所に

住むのと一緒です。

子どもの教育や医療が、

地域を維持するための

インフラであるのと同じように、

住宅を維持することは

インフラの1つなのです。

それを痛感に感じさせるのは、

地震や強風、洪水などの

自然災害が起きた時です。

被災地で真っ先に復旧と復興の

活動を始める人の1人が、

工務店にほかなりません。

時には、

同じように被災した身でありながら、

自分の家よりも優先させて、

被災者の家を回っている姿が

ニュースでも映し出されています。

単純なことのようですが、

組織の中で利益を最優先に

求められる企業の中では、

なかなかできないことです。

また、

既存の住宅を考えたときには、

圧倒的に木造住宅であることは

間違いありません。

大手住宅メーカーが

生まれる前から、

建っている建物もあるのですから

なおさらです。

たとえプレハブ住宅であっても、

地域の工務店が下請けとして

応援してきたもので、

そこまで考えれば、

工務店にできない

仕事はありません。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする

私の使命です。