家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

太陽光発電について

クローズアップ現代に寄せられた

気になるギモンに専門家が答えています。

質問に回答していただいたのは、

建物の断熱や省エネが専門の

東京大学大学院工学系研究科建築学専攻の

前真之准教授です。(引用文を記述します)

Q、太陽光パネルを設置するのに

向いているのは、どのような

家屋なんでしょうか?

A.極端に屋根面積が小さい住宅や

冬に積雪量が

極端に多い地域でなければ、

大概の家では

太陽光パネルを設置したほうが

いいと考えています。

先に、自家消費を増やした方が

お得といいましたが、

住宅は昼間に

あまり人がいない

場合も多いですよね。

昼間に電気を貯めて

夜に使う「蓄電池」は

自家消費を増やすには

最強のアイテムですが、

設置コストがまだ高額です。

昼間沸き上げ型の

ヒートポンプ給湯機を選ぶ、

洗濯乾燥機や食洗器などを

昼間にタイマー運転するなどの

工夫が有効です。

太陽光の自家消費を

増やすという意味では、

昼間家にいる人、

つまり退職後の人や

テレワークしている人などには、

特に有利といえます。

そういう意味では、

実は学校とかオフィスとかにも、

太陽光は

非常に向いているんです。

電気を昼間しか使わないので。

Q、経済的なメリットの

長期的な予測は

どうなんでしょうか?

A.初期費用のうち、

半分以上を占める太陽光パネルなど

部材の価格は、

世界的に年々下がってきた

実績があります。

余剰電力の買取価格が

引き下げられたのは、

こうした低コスト化を

反映したからなんですね。

ただ日本の場合は設置コストが

依然として高いので、

施工のさらなる効率化が

求められます。

一方、

電力会社から買ってくる

電気代の方は、

日本が発電に必要な化石燃料の

大部分を輸入しているため、

産油国の生産調整や円安の影響を

受けてさらに高くなっていくことを

覚悟すべきでしょう。

太陽光の初期コストが下がる、

買ってくる電気代は高くなる、

ということを考えると、

太陽光発電はますます

お得になっていくと

考えるのが自然です。

本日はこれまでです。

NHK地球のミライからでした

では、では。

 

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。