家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

家づくりの職人さんたち

欠かすことのできない

職人のチカラ

家を新築するのにも、

リフォームするのにも、

現場で働く職人がいなければ

工事は進みません。

どんなにインターネットや

情報技術が進んで世界中の資材を

集めることができたとしても、

手を動かす人が必要です。

工事が進むまで、

あまり触れ合う機会も少ない

地味な人たちですが、

職人の技と心意気によって

家は支えられているのです。

労務費と材料費

建築の職人さんたちが

活躍できるようになるまでには、

それなりに鍛錬期間が必要です。

思い立って急に

職人になれるものではありません。

さらに、

技能だけではなく、

日々使う道具なども自らそろえ、

調整しておかなければなりません。

職人には日頃の研鑽と

努力が欠かせないのです。

家を建てるための

建築資材があっても、

それを組み上げる

職人の手間がなければ

形にはなりません。

この手間賃は

労務費として計上され、

住宅価格の大きな要素となります。

家は材料費と労務費、

そして諸経費で

住宅価格は決まります。

それは、

大手住宅メーカーであっても、

数百万円で家を建てるという

ローコストの住宅であっても

変わりません。

わかりやすいのは材料費で、

安い建材を使えば

コストが抑えられます。

量産品として

生産されているものを選んだり、

大量に買い付けたりすることで、

材料費を抑えます。

大手メーカーも

ローコストメーカーも

材料費を抑えることに

長けています。

ただし、

案に材料費を下げれば、

安普請の家になることは否めません。

同じように、

労務費に対して

厳しいコスト削減を行います。

そのため残念ながら

腕の立つ職人を必要とする工事は

避けられます。

たとえば、

左官職人に頼むよりも内装工に、

大工職人よりも組立工に、

瓦職人よりも

設置工でできる工事にすることで

ローコストが実現します。

その意味では、

プレハブなどの工業化住宅も

ローコスト住宅も、

職人の技を使わないで、

組み立てるようにして

建てている住宅と

いえるのかもしれません。

もちろん、

職人の代わりに組立工を育成し、

諸経費を削減する努力も必要です。

しかし、結果的には

職人の手間賃をたたいて

コストを下げることになっている

企業もあります。

それにも関わらず、

大手メーカーは価格が高くなるのは、

結果的に職人に払う費用以上に、

企業維持の経費や

職人以外の間接的な人材に払う費用の

違いということになります。

こうした余分な経費が

資産になるとは思えません。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。