家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

日本の「木の文化」と家

世界遺産と私たちの住まい

寺社建築だけではなく、

古民家として残されている建物でも、

世界に特有の

木組みの技術を使って建てられ、

日本は「木の文化」と

いわれています。

そして現代の

新築の戸建て住宅でも、

多くは木造住宅を

守り続けています。

日本の世界遺産を通じて、

身の回りの住まいにある

日本の「木の文化」を感じながら

暮らしてみましょう。

「白川郷」とクリ

1995年に世界文化遺産に

登録された白川郷は、

日本の原風景のひとつです。

手のひらを合わせるように

屋根をかけた

「合掌造り」が特徴です。

釘を使わず縄で縛って

組まれていることも、

現代の制震構造と同じ効果を

発揮しているといわれています。

住まい文化の知恵には、

現代の科学以上に

奥深さがあります。

この白川郷の住宅は、

クリ材を使って

建てられています。

クリは、

じつはブナ科の樹木です。

ところがブナとは違い、

腐りにくく水にも強いので

白川郷のように構造材として

使われてきました。

しかもスギやヒノキよりも

歴史的には古く、

縄文時代の遺跡からも

出土しています。

北海道・東北の縄文遺跡群の、

中心となる三内丸山遺跡でも

クリの大木でできた

櫓跡が発見され、

2021年に世界遺産となりました。

さらに

クリの実の遺伝子の調査から、

集落周辺には

クリが植林されていたことが

わかってきました。

スサノオよりも前に

日本人はクリを植林して、

食料としても建材としても

使ってきたのです。

クリは昔から建築では

土台に使われていました。

ブナと同様に

フローリングや

家具になるものもあります。

しかし今ではあまり蓄積量もなく、

見かけることが

少なくなってきています。

腐りにくく、硬くて丈夫なクリは、

鉄道の枕木に、

よく使われていました。

庭づくりなどで

リサイクルの枕木を使えば、

縄文人からの日本人の息吹を

感じられるかもしれません。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。