家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
ストーブやファンヒーターによる事故は、
11月頃から増えます。
まだまだ暑い日が続いていますが、
今回は数か月後から増える
事故についてお話ししますね。
毎年11月頃になると、
ストーブやファンヒーターによる
事故が増え始めます。
そして、
1月に最も多くの事故が
発生しています。
NITE
(独立行政法人 製品評価技術基盤機構)
に通知された情報によると、
2016年度から2020年度の5年間に
652件の事故が発生しており、
そのうち69件が
死亡事故となっています。
では、ストーブや
ファンヒーターによる事故を防ぐには、
どのようなことに
気を付けたら良いのでしょうか。
■定期的に清掃する
堆積したホコリが炎やヒーターに触れて
火災が発生するのを防ぐため、
毎年使い始める時だけでなく、
シーズン中も定期的に掃除しましょう。
電気ストーブの
プラグに溜まったホコリが
トラッキング現象を
招くことがあるので、
コードやプラグも掃除しましょう。
■古い灯油を使わない
劣化した灯油を使用すると、
異常燃焼などの
恐れがあるので危険です。
ストーブ内に
昨シーズンの灯油が残っているなら
廃棄しましょう。
シーズンが終わったら、
中の灯油を使い切ってから
片付けましょう。
■就寝時や外出時は消火する
就寝時に電気ストーブに接触した
布団が発火する事例は、
毎年のように発生しています。
監視できない状況下での
使用はやめましょう。
■電源コードは正しく使う
コードを引っ張ったり折り曲げると、
電源コードが断線して
火災が発生する恐れがあります。
断線を防ぐため、
・抜くときは電源プラグを持つ
・保管時にコードを
本体にきつく巻き付けない
など、
コードに負担を掛けないよう
取扱いましょう。
■リコール情報をチェックする
折込チラシで届く情報は、
ごく一部の情報に過ぎません。
リコール情報は、
最新情報をチェックできます。
(https://www.meti.go.jp/product_safety/recall/denki_1.html)
また、
各メーカーのホームページ等でも、
リコール製品の回収や買取、
交換といった対応について案内しています。
自宅の製品が対象になっていないか、
定期的に確認しましょう。
ストーブやファンヒーターは、
火災や一酸化炭素による
死亡事故などの
重大な被害を招く恐れがある
暖房器具です。
慣れが油断につながらないよう、
慎重に取り扱いましょう。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。