家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

借りるのが得か?

建てるのが得か?

持ち家と貸家の損得勘定

人には家が必要です。

誰でもこれまで育った家があり、

そして、

老いて余生を暮らす家がなければ

暮らしてゆけません。

でも、

その家も借りて住むのが

良いのでしょうか、

それとも

建てて住むのが

良いのでしょうか。

この究極のテーマは、

じつは世界の国によっても

違いがあります。

あなたは

どちらを選びますか?

貸家と持ち家

2022年の住宅着工戸数は、

859,529戸。

人口減少の中、

住宅着工数は

減るといわれる中、

約86万戸の新築が

建てられています。

このうち、

持ち家戸建て住宅は

25万戸で、

ほぼ同数のマンションを

含めた分譲住宅を合わせて

50万戸。

そして

残る新築住宅の35万戸が

貸家として

建てられています。

持ち家新築戸建て住宅には、

あまり空き家は

考えられませんが、

分譲住宅や貸家には

売れ残りや未入居が

考えられます。

しかし、

その率が大きければ

事業が成り立たないはずですので、

この総数86万戸というのは、

それだけ今の日本に

新築の住宅ニーズがあると

考ええてよいでしょう。

それはとりも直さず、

1年間に86万もの世帯が

新築を期に引っ越しをしている

ということでもあります。

4500万世帯の2%といえば、

それほど大きな数ではないのかも

しれません。

それにしても、

40%近くが貸家と考えると、

意外に多いと思いませんか。

それだけ貸家が

建てられているのですから、

家を借りて暮らしている人も

多いのではないかと

思えてきます。

国際的なデータの中で、

日本は持ち家率が

比較的高い国なのです。

国土交通省のデータでは、

持ち家率の高いイギリスや

アメリカとも大差なく、

フランスやドイツよりも

持ち家率は高いのです。

国別持ち家率

イギリス 67.8%

アメリカ 66.9%

日本   60.3%

フランス 54.7%

ドイツ  40.1%

住宅・土地統計調査(‘98)

American Housing Survey,

English House Survey 1996年

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。