家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

住まいと健康

元気を生み出す家

健康でいると

気づかないことは健康のこと。

家庭内でも誰かが病気をしないと

話し合われることも少ないものです。

住まいは家族の健康に

大きなかかわりがあります。

住まいと健康について

「はなし」をしてみませんか。

健康を維持する家

日本人が考え出した

身体を温める知恵のひとつに

風呂があります。

シャワーを浴びるよりも、

温かい湯の中にしっかりと浸かり

身体を温める習慣が

日本にはあるのです。

お風呂は衛生面で

汗と汚れを流すだけではなく、

身体を温めて血流を良くし、

湯船に浸かって1日を反省し、

新しいアイデアを生み出し、

その後の睡眠を

誘ってくれます。

湯船に浸かった時のため息で、

なぜか気持ちは

前向きになります。

風呂は身体にも心にも

健康をもたらしてくれる、

大事な生活文化です。

しっかりとリラックスできる浴室を

用意しておきたいものです。

逆に、

身体を冷やさないことを考えると、

温かさを逃がさない家

にすることも大切です。

省エネルギー住宅を求めることは、

地球環境への貢献という大義と、

冷暖房費を節約することのほかに、

健康を維持するためにも

必要なことなのです。

高齢者の溺水事故を少なくするのにも、

温度差の少ない家にして

急激な冷えを

作らないようにする方が賢明です。

また、

看護士は病人の身体を

冷やさないようにするために、

毛布をかけます。

実は

患者が体温を奪われるのは、

部屋の冷気よりも

壁や天井に吸収される熱が多い

といわれるからです。

窓があれば、

閉じていても熱は放射熱としても

逃げて行きます。

毛布をかけることで、

放射熱として奪われるのを

抑えるのです。

その意味では、

壁や天井の材料にも

工夫の余地があります。

熱伝導率の高い鉄や、

熱容量の大きいコンクリートは

放射熱を吸収しやすいので

避けなければなりません。

周囲に吸収される熱が少なければ、

もともと自分が発生する

熱が蓄えられて、

身体は自然と温まります。

金属とコンクリートと木材の箱で、

ハツカネズミを飼育した

有名な実験があります。

20日後の生存率は

木材の箱の86%に対して、

金属の箱では42%、

コンクリートの箱では7%

という結果でした。

もちろん要因は

いろいろと考えられますが、

体温が取られたことも

指摘されています。

低体温は

さまざまな病気を招く

といわれています。

便秘・肌荒れ・

アトピーアレルギー・ガン等々。

身体が温められる家に暮らせば、

アトピーやアレルギー症状が

抑えられる可能性もあります。

身体を冷やさない家は、

健康を維持する家になるのです。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。