家づくりこぼれ話!

こんにちは建物と土地とお金のプロ菅原です。

持ち家苦戦が続き着工25万戸台に減少?

ZEH標準化は前進

住宅着工、

特に持ち家の着工戸数に関しては、

2022年度は過去最低基準に

落ち込むことが予想される。

昨年11月まで、

12カ月連続で

前年の着工を下回り、

直近半年間では二桁減という

大きな減少を続ける。

前年度比で

12.5%の減少であり、

このペースの減少率が続けば、

22年度の持ち家は

24.5万戸まで落ち込む。

仮に

12月から3月の着工が

前年度並みとしても

25.6万戸。

受注動向からは

前年並みは難しく、

通年度着工は25.5万戸を

下回るとみられる。

記録的な持ち家着工の少なさで、

いよいよ若年人口の減少が

本格的に着工減に現れ始めたと

いうことでもあろう。

また今後も

受注回復の見通しは立ちにくい。

ウッドショック以降

上がり続けてきた住宅価格は

まだピークを打っておらず、

現時点でも

住宅価格上昇に対して

消費者は

ついてこれなくなりつつある。

今は買い時ではない

という様子の状況でもあるだろう。

これに金利の上昇が加われば、

住宅市場は大ダメージで、

消費全体が冷え込む

可能性がある。

市場が上向く要素は

非常に見つけにくいが、

一つは賃上げが

しっかりと行われ、

消費活動が

活発化するかどうか。

将来に希望を持てるくらいの

賃上げが必要だろう。

また、

今年の後押し要素の一つとして、

こどもエコすまい支援事業の

補助金がある。

これは

ZEH限定で

100万円の補助という

制度である。

特定着工のボリュームは

減少速度を

速めていくとみられるが、

一方で

ZEH標準化は

急速に進むとみられる。

2023年は

住宅の断熱性能を高める年

として位置付けたい。

新築は

ZEHへシフト。

ストックに対しても

手厚い補助金で

断熱リフォームを強化したい。

厳しい市場環境ではあるが、

良質な住宅供給を

続けていくという

方向性は強化したい。

本日はこれまでです。

エヌ・アクションからでした

では、では。

 

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。