家づくりこぼれ話!

こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。

五感を育てる家

「心身ともに

健やかに育ってほしい」。

親なら誰でも

自分の子どもに対してそう願います。 

子どもの未来を考えて、 

家を求める人も多勢います。

家は

長い時間を過ごす場所だからこそ、

子どもの成長に大きな影響を

与えていると考えられます。

どんな子どもに

育ってほしいかと考えることは、

どんな家にしようかと

考えることにもつながります。

子どもの感性を育てる

五感の家を考えてみましょう

“ゆらぎ”を感じる空間づくり

味覚を育む環境

さすがに家の味を

比べることはできません。

美味しい空気と考えれば

ホルムアルデヒドなどの

空気汚染のない家を

求めることもできますが、

子どもに味の味覚を

育むものではありません。

味覚は実生活の中にあり、

子どもに味覚を育むところは、

やはりキッチンではないでしょうか。

子どもの能力について、

「目一代、耳二代、舌三代」

という言葉があります。

目を使う絵画などの美術的能力は、

親の能力には関係なく

一代で現われることがあります。

耳を使う音楽などの能力は、

親の代から耳を鍛えて、

音感を養っている方が優位になります。

ですから音楽的要素は、

二代にわたって開発したほうが

良い能力です。

さらに味である舌については、

三代前からの

影響があるというのです。

つまり、

母親の味は祖母の味でもあり、

味覚は世代を超えて

受け継がれるものだということです。

おいしいと感じるためには、

子どものころから

いろいろな味を味わい、

家庭の味を覚える必要があるのです。

そのためには、

ダイニングで味わうより、

キッチンで一緒に

料理をすることが最適です。

親子が一緒になってキッチンを

世代交代の舞台にすることです。

五感を磨くためには、

本物に触れることが大切です。

でも、

本物を用意するだけでは

じつは片手落ちです。

どんなに親の気持ちで、

子どもの五感を

育てる家を建てても、

勝手に感性が

育つわけではありません。

しっかりと親から子どもに、

本物に関わる話を

してあげることも必要なのです。

使われている木の種類が

どのようなものなのか、

木目を見て感心し、

匂いを嗅いで

差を知らなければ、

本物を見抜く感性は

養われません。

それは家庭の味を

守ることも一緒です。

「子どもは、

親の思う通りの育つのではなく、

親のする通りに育つ」。

この言葉の通り、

五感を意識した住まいづくりには、

まず親から意識して

環境づくりを進めることが、

もっとも大切な

ポイントになります。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

 

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。