家づくりこぼれ話!

こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。

五感を育てる家

「心身ともに

健やかに育ってほしい」。

親なら誰でも

自分の子どもに対してそう願います。 

子どもの未来を考えて、 

家を求める人も多勢います。

家は

長い時間を過ごす場所だからこそ、

子どもの成長に大きな影響を

与えていると考えられます。

どんな子どもに

育ってほしいかと考えることは、

どんな家にしようかと

考えることにもつながります。

子どもの感性を育てる

五感の家を考えてみましょう

“ゆらぎ”を感じる空間づくり

触覚を育む環境

日本人は上足の文化で、

時には素足になって

床の上を歩きます。

足の裏の感覚で、

畳や木の感触を感じています。

触覚で感じる畳や木には

微妙な凸凹があり、

これも“ゆらぎ”の違いを

感じていることのひとつです。

じつは触覚は、

第2の脳ともいわれるほど

大事な感覚のひとつです。

触ることと触られることが、

同時に体感できるのは

触覚だけであり、

自分自身の存在を確認できるのは

肌の感覚と脳だけだと

いわれているのです。

しかも触覚は、

他の感覚に比べて動物よりも

人の方が優れている感覚です。

優れた職人であれば、

指先の感覚だけで

精密機械で測定しないと

わからない差を判別します。

そんな職人ではなくても、

見た目が木とそっくりに

できているプラスチックの

製品を触れば、

なんとなく違いを感じるものです。

さらに、

人間の肌は温熱感も

しっかり感じています。

ものの温度はもちろん、

体全体で空気の温度も感じます。

動物のように

体毛で覆われていないことで、

放射熱を直接肌で

感じることができます。

目をつぶっていても、

太陽の方向や

ストーブの方向がわかるのも、

このおかげです。

その上、

肌にある汗腺からの

汗が気化することで、

風速計でも測れないような

微風を感じることもできます。

この触覚を使えば、

コンクリートか

金属か木であるかを、

手で触った感覚だけで

判断できます。

おそらく木材には、

温かさと優しさを

感じることでしょう。

できれば肌に優しい材料を使い、

本物に触れる機会を

子供たちには与えてあげたいものです。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

 

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。