家づくりこぼれ話!

こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。

住宅取得の大事なツール

住宅ローンの基礎

家を手に入れるには相応のお金を

用意しなければなりません。

大きな借金を背負うとなれば

不安を感じるのは当然のことです。

ウクライナの危機で、

世界の物価が上昇し、

日本を除く各国は金融引き締めで

金利引き上げに向かっています。

これまで最低金利になっていた

住宅ローン金利も

わからなくなってきました。

住宅ローンの基礎から学んで

上手な使い方が分かれば、

少しでも不安の解消に

つながるのではないでしょうか。

金利

繰り上げ返済と同等以上に

大切なのは、

住宅ローン金利です。

銀行によっても、

また固定や変動の種類によっても

さまざまな金利があります。

単純に考えれば、

金利は低いものほど得なのですが、

生涯住居費として長い目で見ると、

もっと詳細に

確認しておかなければなりません。

最初に変動金利と固定金利、

さらには

その中間の固定期間選択型の

変動金利があります。

貸し手の銀行としては、

今後の金利が上がったときに

リスクを負わないように、

固定期間が長いほど

金利が高くなるように

設定しています。

全期間の固定では、

住宅金融支援機構が

銀行と連携した

フラット35があります。

住宅ローンを検討している人の

4割が希望するするのは

固定金利です。

30年以上も先のことを

考えないといけないので、

堅実にと願えば

わかるような気がします。

しかし

実際に利用している人の割合では、

固定金利を選ぶ人は少なく

約2割です。

当初に返済していく金額を知ると、

変動金利を選ぶのです。

金利の動向を見ながら

固定への変更を臨機応変に対処できれば

損はしません。

地道なメンテナンスをすることが、

大切であるのは

住宅を維持することと一緒です。

金利の基本は、

少しでも低い金利を選ぶことですが、

一般的には勤務先や

年収などの条件にとり、

金利から割引の優遇もあります。

また、

固定金利のフラット35の場合では、

住宅の性能による金利優遇があり、

特に脱炭素の性能を向上させることで

金利が下がることもあります。

たとえば金利が0.5%違うと、

返済総額は

元金の10%分ほどの差にもなります。

つまり

消費税の税額よりも、

よほど金利の条件の方が

大きな差を生むということです。

また、

ローンの種類によって

金利の他に諸経費にも

違いがあります。

金利の条件と

諸経費の条件を

比較して検討する

必要があります。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

 

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。