家づくりこぼれ話!

こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。

太陽光発電とEVで

エネルギーを自給自足

家庭内で使う電気・ガスだけでなく、

ガソリン価格の高騰も

家計を圧迫しています。

政府ではガソリンの小売価格の

上昇を抑えるために、

石油元売り会社への補助金額を

引き上げるなどの対策を行っていますが、

ウクライナ問題などの世界情勢からも、

この状況がいつまで続くのかの

見通しは立たないのが現状です。

電気とガソリンの価格高騰を

同時に解決できそうなのが、

EV(電気自動車)と住宅の連携です。

ガソリンに替わって、

住宅に設置した太陽光発電で作り出した

電力を活用できれば

自動車にかかるランニングコストを

下げられることもできます。

逆にEVを蓄電池の代替えとして、

貯めた電力を家庭で活用したり、

自然災害等でインフラが停止した時の

非常用電力として使うこともできます。

脱炭素の観点から、

国内外の自動車メーカー各社は

ガソリン車から

EV車へのシフトを進めています。

EVの普及が進めば、

住宅とEVをつなぐV2Hは

住宅の必須アイテムになることでしょう。

マンション等の集合住宅では、

戸数をカバーする数のEV充電設備を

設置することは簡単ではなく、

EVを蓄電池として活用できるのは

戸建て住宅ならではの

優位性ともいえます。

新築戸建てで増える蓄電池導入

近年、大手ハウスメーカーを中心に

蓄電池の採用率が高まっています。

例えば蓄電池の訴求を強化している

Sハイムでは、

2021年度の蓄電池搭載率が72%。

2年前から17ポイント上昇しています。

蓄電池の役割はまず、

「発電した電力の有効活用」です。

卒FITを迎えたユーザーが

引き続き売電を望む場合、

新規で売電契約をする必要があります。

買取価格は電力価格よりも安い。

そのため、

売電するよりも自宅で消費したほうが

おトクということです。

昨今のFIT売電価格の下落を見ても、

蓄電池の需要はさらに

高まっていくでしょう。

2つ目は「レジリエンス」です。

近年発生する台風は大型化しており、

強い風雨によって

電柱が倒れて断線するなどで

停電を引き起こす原因になっています。

また、

2018年には地震によって

北海道内の約295万戸が

停電に陥るということもありました。

太陽光発電システムと蓄電池は、

このような停電時に必要な機器として

ニーズが高まってきています。

災害時に非常用電源として

利用できる「住宅用設置型蓄電池」

に関する意識調査(2021年)では、

「家を建てる際に、

“あったらいい”と思える防災設備」

という設問では、

1位が

「住宅用設置型蓄電池

(停電時に必要な電力を確保)」の54.0%でした。

2位は

「太陽光発電システム(停電時でも自宅で発電)」の

39.8%で、電力系の設備がトップ2でした。

3位以降は

「防災ガラス」、「免震システム」、

「雨水タンク」と続きました。

本日はこれまでです。

エヌ・アクションからでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。