家づくりこぼれ話!

こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。

工事費の見極め方

坪単価は目安になるのか?

家を建てるのに、

どれだけの費用がかかるのかは、

建て主の最も気になるところです。

また、

工事の見積り書を見ても、

なかなかわかりにくく、

各社の見積書を並べても、

どこを比べればよいのかわかりにくいもの。

住宅工事の内訳について、

整理して判断しやすいようにまとめてみました。

別途工事費はどんなもの?

住宅建築では、

本体工事費だけでは家は建ちません。

先の項目でも、

基礎から屋根までの工事が含まれていて、

暮らせるところまでと書いてきましたので

すべてが含まれているかのようですが、

これ以外に必要な別途工事工事もあります。

この別途工事は

各種の条件によって変動すると同時に、

避けては通れないことも多いので、

オプション工事のように、

ガマンをして費用を抑えておく

ということもできません。

たとえば、

建築する土地が更地であれば、

問題はありませんが、

既存の建物が残っていれば

解体のための工事が必要になります。

しかも、

ただ取り壊せばよいだけではなく、

環境時代の今では

解体後の廃棄物の規制も厳しく、

解体処分の費用もかかります。

このほかにもある、

単純な項目をいくつかあげておきます。

基礎補強工事

標準工事費の中には、

基礎の工事費も含まれていますが、

標準的な地耐力値は50kNとされています。

これよりも弱い地盤の場合には、

基礎の補強工事を行わなければなりません。

30kN以上であれば、

接地面を大きくするなどの方法で

対処も可能ですが、

20kN以下となると、

地盤そのものの改良や杭打ちなどの

対処が必要となります。

地盤が弱ければ弱いほど、

基礎にかかる費用は大きくなります。

また、

地盤が弱いほど地震のときの

液状化の対策も考えなければなりません。

敷地によって大きく

工事費の変わる要素のひとつです。

小運搬・養生費

また都心部などで敷地が狭いのも、

仮置きの土地を用意するなどの、

別途の工事費がかかる場合があります。

さらに前面の道路が狭いと、

大型のトラックの搬入ができないことで、

運搬を細かく分けなければなりません。

さらには重機が利用できない

などの条件が重なると、

予想以上の工事費がかかる場合があります。

逆に、

大きな国道に面していても、

工事車両などの誘導に、

人員が必要になることで

余分な人件費が必要になることもあります。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。