家づくりこぼれ話!

こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。

工事費の見極め方

坪単価は目安になるのか?

家を建てるのに、

どれだけの費用がかかるのかは、

建て主の最も気になるところです。

また、

工事の見積り書を見ても、

なかなかわかりにくく、

各社の見積書を並べても、

どこを比べればよいのかわかりにくいもの。

住宅工事の内訳について、

整理して判断しやすいようにまとめてみました。

別途工事費はどんなもの?

住宅建築では、

本体工事費だけでは家は建ちません。

先の項目でも、

基礎から屋根までの工事が含まれていて、

暮らせるところまでと書いてきましたので

すべてが含まれているかのようですが、

これ以外に必要な別途工事工事もあります。

この別途工事は

各種の条件によって変動すると同時に、

避けては通れないことも多いので、

オプション工事のように、

ガマンをして費用を抑えておく

ということもできません。

たとえば、

建築する土地が更地であれば、

問題はありませんが、

既存の建物が残っていれば

解体のための工事が必要になります。

しかも、

ただ取り壊せばよいだけではなく、

環境時代の今では

解体後の廃棄物の規制も厳しく、

解体処分の費用もかかります。

このほかにもある、

単純な項目をいくつかあげておきます。

設備工事

標準工事費では

電気・給排水工事は建物から

1mとしています。

それ以上の工事は、

距離が長いとか高低差があると

工事費の条件は変わります。

給水工事では予想外の工事も発生します。

すでに敷地内に

引き込まれている水道管が

13mmの場合は

水道管を

引き込みなおす必要があります。

今の家の給水量からは、

20mmの水道管を必要とします。

この場合は、

敷地前面の道路を掘り、

そのアスファルトを復旧させる工事まで

行わなければなりません。

ガス工事は電気・水道とは、

また違います。

都市ガスとプロパンガスでは、

供給体制の違いから

工事費の差が出る場合があります。

一般的にはプロパンガスの方が、

工事費は安くガスの使用料は高くなります。

そのために、

屋外までの工事費ではなく、

屋内のガス工事費まで

標準工事の中に含まれません。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。