家づくりこぼれ話!

こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。

なんでも聞いてくれる営業担当者は

信頼できない

複数の業者に見積もりを出させても

参考にならない

施主が住宅会社を選ぶ際、

少しでも安いコストで

請けてくれるところに依頼しようと、

複数の住宅会社に

見積もりをとることがあります。

いわゆる、相見積もりです。

お客様のお気持ちはよくわかりますが、

相見積にはあまり意味がない

と思っています。

なぜなら、

住宅の価格は表面上の値段だけでは

高いのか安いのか判断できないからです。

たとえば、

A社の見積もりが2200万円、

B社は2000万円の見積もりを

提示してきたとします。

B社の方が安いのは一目瞭然ですね。

でも、

A社はUA値が0.4、

B社はUA値が0.8だったらどうか?

それなら、

A社の見積もりの方が

少し安いといってもいいのではないでしょうか。

しかし、

A社の外装材は5年ごとのメンテナンスが必要で、

B社は10年メンテナンスフリーだったら?

床材の違いは?サッシの素材は?

住宅会社のコスト感覚に目を向ける

こんなふうに、

住宅を取得してからかかる月々のコストは、

初期費用によって算出される

月々の住宅ローンだけではなく、

住宅の性能などによって決まる光熱費、

建て方や素材の選択によって決まる

メンテナンスコストも含まれます。

光熱費やメンテナンスコストは、

年月の経過とともに、

差がどんどん広がっていくので、

想像以上に大きな金額の差になります。

建築時の合い見積もりだけを見ても、

結局のところ、

どちらが高いか安いかは

なかなか断定できないのです。

それよりも、

材料費を無駄にしないように注意しているか、

無駄に手間賃のかかる作業をしていないか、

現場経費や販売経費を

抑えようとしているかが大切です。

相見積もりよりも、

住宅会社ごとのコスト感覚を

きちんと見た方が、

よい住宅会社に出会える確率は高くなります。

本日はこれまでです。

トクする家づくり損する家づくり からでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。