家づくりこぼれ話!

こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。

間違った「金銭感覚」が

家の質を大きく下げている

家選びにも車選びの視点を

自動車を購入する際に、

たとえ初期の購入コストは高くても、

燃費に優れたハイブリット車や

電気自動車を選択肢に入れることは

一般的になってきました。

長く乗れば、

導入コストの差を埋めて結果的に

トクすることができるかもしれません。

住宅選びについても

同じことがいえるのですが、

あまりこの点が意識されることはないようです。

イニシャルコストの差額が

大きくみえるというよりは、

消費者側に情報や知識が届いてないのが、

大きな理由であると思われます。

一生に一度の買い物だから、一生の生活を考える

断熱性能を高めることが

快適性を生むのはわかっても、

健康につながるというと

驚かれる人も多いかもしれません。

でも、

以前に紹介したNさんの話で、

Nさんの花粉症が悪化したように、

じつは両者には非常に深い関係があるのです。

例えば、

冬にふろ場などの寒い場所に入った途端、

急激な温度差が脳梗塞、

心筋梗塞などの深刻な健康被害を引き起こす

「ヒートショック」の発生率は、

住宅の省エネ性と大きくかかわっているのです。

強調したいのは、家を買うときには、

長く住み続けて毎日暮らすことを想像して、

長期的な視点で見ることが大切だということです。

数千万円の買い物をするのに、

性能が不十分な家を建ててしまったり、

いま10万円の出費を惜しんだ結果、

将来健康を害してしまったりするとしたら、

まさに本末転倒。

ところが、

建築段階において安くしてかまわないところと、

費用をかけなければいけないところの違いを、

間違えている人が多いのが現実です。

それどころか

イニシャルコスト意識の高い人ほど、

「安物買いの銭失い」になりがちなほどです。

イニシャルコストの差よりも

ランニングコストの差のほうが

はるかに大きいのですから、

長く住み続けることを考えて

ランニングコストに目を向け、

これを安く抑える工夫が大切です。

一生に一度の買い物なら、

一生の生活を考えて買う。

これは住宅の上手な購入方法の

基本中の基本です。

本日これまでです。

トクする家づくり損する家づくり からでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。