家づくりこぼれ話!

こんにちは 建物と土地とお金のプロ菅原です。

エコハウスと普通の家の違い

どんな人でも、家を建てると決めたら、

あれこれと夢は膨らむ一方です。

中でも自分たちの好みのデザインを選んだり、

間取りを考えたりするのは楽しいものです。

しかし、その前に、

家族の幸せに直結する「性能」について

理解しておきましょう。

住み始めてからがっかり。

設備選びの落とし穴

新築時は何でも「コストはできるだけ抑えたい」

と考えてしまうものですが、

特に設備は建てた後にかかる

ランニングコストも同時に考えないと、

後になって余計なコストがかかり、

トータルで高くついてしまうことがあります。

設備のランニングコストとは?

家の平均利用年数は、

平均30年といわれています。

家は建築費用だけでなく、

この30年のあいだにも光熱費などの

ランニングコストがかかります。

また、家族の状況が変われば、

追加コストが発生することもあります。

たとえば、

新築時にはリビングと主寝室に

エアコンを設置したものの、

子どもが成長して

自分の部屋で過ごすようになると、

子ども部屋にもエアコンをつけることになり、

エアコン購入費と電気料金が

追加でかかるようになる…といった例です。

また、

長年使っていれば故障することもあります。

壁掛エアコンは比較的交換しやすいですが、

例えば天井カセット型などの

高額な設備を入れた場合は、

簡単に修理費、交換費用が払えるとは限りません。

子どもが大きくなって学費が必要だったり、

病気や事故をしてお金に余裕が

なかったりすることもあるからです。

「お金がないから修理・交換ができない」

という理由で、設備が故障したまま放置される

という事案は、少なくないことです。

可動部分がる設備はたいてい

10年から15年で交換が必要になります。

その時にいくら費用がかかるのか?

交換は簡単なのか?

そして、その設備はそのときにも存在しているのか?

…そういったことが考えられていない場合、

一世一代でその設備の使用が

終わってしまうということが多々あります。

新築時はローンに含まれているので

コストの大きさに気がつきにくいですが、

10年経って交換時期を迎えたときには、

現金から費用を捻出する必要があります。

30代半ばで家を建てる場合、

平均寿命が83歳とすると45年程度は

その家で暮らすことになります。

時代の変遷とともに

無駄にならない設備計画、更新しやすく、

メンテナンスしやすい設備を

選んでおくことが重要です。

本日はこれまでです

一生幸せなエコハウスのつくりかた からでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。