家づくりこぼれ話!
こんにちは 建物と土地のプロ菅原です。
風水とアレルギー
家相などの風水と化学物質アレルギー。
どちらも困っている人がいることは違いありませんが、
共通点があるとも思えません。
でも、家としての対処を考えるときには、
じつは共通の対処法があります。
それは信じることと感じることは、
理屈よりも優先されるということ。
不幸にならない家づくりの極意です。
わからない
猛威を振るったCOVID-19も急速に感染が収束しつつありますが、
その理由はどうやら誰にもわからいようです。
改めて、当初から「未知のウイルス」
といわれていたことを思い出します。
似たように身近な日常の生活の中にも、
私たちにはまだまだ分からないことが
たくさんあるようです。
たとえば、アレルギーや家相の問題です。
ワクチンのように
薬学的なエビデンスで検証できないのですが、
まったく害がないともいえません。
そして問題が起きてから対処するよりも、
事前にできることをしておかなければなりません。
そんな共通点があります。
「家相は大丈夫ですか?」
と聞かれて、
まったく家相を気にしないと答えるのは、
ちょっとだけ勇気がいります。
「アレルギーはありますか?」
と聞かれても、
後から気づかされるアレルギーも少なくありません。
特に、化学物質が取り上げられるようになってから、
アレルギーに悩む人が多くなっているように思えます。
でも、スギ花粉は
人が生み出しているものでもありませんし、
毎日のように新建材を使う職人さんは、
何の影響も感じていません。
信じることと感じることは、
他人の間隔は一切関係なく、
当人が当人の問題として解決するしかないのです。
風水と家相
風水は、長い歴史の中から
経験則をまとめ上げた方位学であり、
それなりに根拠もあります。
基本的な考え方は、
古代からの陰陽五行に始まります。
東南は、日当たりもよいので陽、
その反対の北西が陰となります。
そして怨み嫌われている鬼門、
裏鬼門には、
特に水回りや玄関などを配置しないようにします。
このような話の根拠として、
中国では鬼門の北西方向から風が吹くので、
湿気の多い水回りを配置すると
家全体に湿気が広がってしまう
などという説がもっともらしく語られています。
しかし、鬼門を嫌うのは日本だけの風習で、
じつは中国での風水で
鬼門を怨み嫌っているわけではありません。
こうした風水の基本は、
平安時代に書かれた『作庭記』が、
日本では最古のものです。
本日はこれまでです
おうちのはなしからでした。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。