家づくりこぼれ話!

こんにちは 建物と土地のプロ菅原です。

 

 

「家をつくる」ということ

 

誰が継ぐのか

 

さらに、『住生活総合調査』の集計から、

相続のことも探ってみましょう。

 

 

住宅を相続する可能性を、

借家世帯に聞いている調査があります。

 

 

借家世帯のデータですから、

持ち家のように親と住んでいる世帯は少ないはずです。

 

 

それでも、相続の可能性が

年々増えていることが見て取れます。

 

 

少子化が進み人口減少の局面となると、

家を相続する可能性が高まるのです。

 

 

こうした相続の話題は、

親の生死の話にもつながるので、

家族の会話に上がることも多くはないはずです。

 

でも、

相続で問題が起きるほとんどのケースが、

生前に親も含めて

十分に話し合ってこなかったことから

始まっているのは疑いようがありません。

 

 

ましてや、2015年に相続税性が改正され、

相続税対象者が倍増しています。

 

 

相続対象となる土地家屋を所有していれば

条件次第では

数千万円の現金や有価証券を

持っているだけでも、

相続税の納付対象者になる場合があります。

 

 

反面、住宅資金贈与では、

両親からはもちろんのこと、

祖父母から孫への贈与にも、

非課税限度額の特例があります。

 

 

相続する家のことだけでなく、

子どもや孫が住宅を取得することで

相続対策とすることもできるのです。

 

 

確かに、

親の生死やお金のことは、

親子や兄弟の間でも話にくいことかもしれません。

 

 

しかし、

話し合っておくことに越した対策は見当たりません。

 

 

もっと「おうちのはなしを」

 

コロナパンデミックは、

私たちに新しい病との闘いをもたらしました。

 

 

そして生活様式や経済までも破壊されたと感じます。

 

 

病になって初めて健康であったことを

ありがたく思うように、

 

 

パンデミック以前の生活が

いかに平穏であったかを知り、

戻りたいとも思います。

 

 

医療の現場というのは、

健康であった時の状態に戻すのが役割となっています。

 

 

でも、

家のことを話し合うのは、

元に戻る話を超えて、

さらに新しい生活様式への転換にも

挑もうとすることに通じます。

 

 

子どもの不登校も、

相続を円満に迎えることも未来につながることです。

 

 

しかもほとんどの話が、

家族が暮らしている「おうち」の中のできごとに違いありません。

 

 

そうであれば、

できれば月に1度か2度、家族で

「おうちのはなし」をしてみてはいかがでしょうか。

 

 

今の家についてでも、

また新しい家についてでもかまいません。

 

 

幸せな家族をつくる大事なコツのひとつになると思います。

 

 

家をつくるということは、

家族をつくるということでもあるのです。

 

 

本日はこれまでです

おうちのはなしからでした。

 

 

では、では。

 

「家づくりを通じて、

           ご家族が幸せになるお手伝いをする」

 

私の使命です。