家づくりこぼれ話!

こんにちは 建物と土地のプロ菅原です。

 

 

コロナ後の住宅トレンド

 

 

シェルターとして

 

 

換気のために窓を開けては、

フィルターの効果も期待できません。

 

 

そのうえ、しっかり換気すれば、

冷暖房時の熱エネルギーを

逃がしてしまうことにもなり、

地球環境への影響を

増大させることになりかねません。

 

 

このような条件の中で生かされる

テクノロジーとして、

全館換気システムがあります。

 

 

家全体の空気を一括して

換気する仕組みであり、

その際の熱交換をすることで

エネルギーロスを軽減します。

 

 

もちろん、換気の経路が計画されているので、

フィルターを使って空気の浄化もできます。

 

 

この換気システムに合わせて

エアコンを稼働させると、

家全体の冷暖房も可能となります。

 

 

高い断熱性能と組み合わせることで、

全館空調冷暖房として、

すべての部屋に新鮮で快適な室内環境を

つくることができるのです。

 

 

外と内の空気が、

遮断されながら換気されるのは、

まさに空気環境としてのシェルターのようです。

 

 

すでに類似の設備は、

コロナ感染対策として

 

 

CO₂濃度測定機器を設置している飲食店舗にも、

業務用の設備として広まりつつあります。

 

窓を開けなくても換気ができ、

さらに冷暖房を備えた

全館空調冷暖房システムは、

コロナ後のトレンドになりそうです。

 

玄関の防衛力

 

 

コロナ・パンデミック当初で注目された

ダイヤモンドプリンス号の調査では、

空気伝播の可能性は発見されず、

 

 

むしろ、飛沫等が付着したものへの

接触感染の方が疑われています。

 

 

現実に、コロナウィルスが最も付着していたのは、

サニタリー室の床であり、

電話機・机・TVリモコンがあげられてれます。

 

 

*浴室・トイレ床39%  *枕34%

 

*電話機24% *机24%

 

*TVリモコン21%

 

 

これらのことから、

強く奨励されているのが手洗いです。

 

 

町中でも

さまざまなところに

アルコール消毒液が設置され、

すでに手洗いは習慣となりつつあります。

 

 

同様に、

自宅の玄関にもアルコール消毒液を置いて、

帰宅してすぐに手を消毒している

家族も多いと思います。

 

 

床に最も多くウイルスが残っていた

調査結果を見ると、

 

 

玄関で靴を脱いで上がることも、

手洗い以上に有効な方法であるはずです。

 

 

日本が諸外国に比べて

感染数が抑えられているとされた

ファクターXのひとつであると考えらえます。

 

 

その意味では、

玄関はシェルターとしての

大きな役割を担っています。

 

 

本日はこれまでです

おうちのはなしからでした。

 

 

では、では。

 

「家づくりを通じて、

             ご家族が幸せになるお手伝いをする」

 

私の使命です。