家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
バランス
長寿の方々に
健康の秘訣を尋ねると、
その答えはじつに多様です。
肉料理を好む人もいれば、
玄米採食を貫く人もいます。
毎日欠かさず
運動する人もいれば、
そうでない人もいます。
長生きに
方程式があるわけではなく、
個々の生活習慣が
微妙なバランスの中で
保たてている結果なのだと
考えられます。
逆に、良かれと思って
特定のサプリメントを
過剰に摂取し続けることが、
かえって
身体の本来の機能を乱し、
病のリスクを
高める可能性もあります。
なにごとも
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」
なのです。
こうしたバランスの重要性は、
私たちの住まいを守る耐震技術
においても全く同じことがいえます。
2024年に発生した
能登半島地震では、
現行の耐震基準を
満たしているはずの建物が倒壊した
事例が報告されました。
その後の詳細な調査で
明らかになった原因の一つが、
「耐力壁のバランスの悪さ」
でした。
たとえ地震に耐えるための
壁の量が十分であっても、
それらが建物の片側に
偏って配置されていると、
地震の揺れを受けた際に
建物に「ねじれ」が生じます。
片側に力が集中しすぎることで、
逆に弱い部分が振り回され、
連鎖的な破壊を
招いてしまうのです。
ただやみくもに
壁量を達成すればよいのではなく、
家全体の重心とのバランスを
見極める設計こそが、
真の強さを生みます。
自然界のバランスが崩れれば
生態系が維持できないように、
人の身体も五感を通じて
脳が絶妙な均衡を司ることで
健康を維持しています。
寒気を感じれば体温を上げようとし、
味が変われば
体調の変化を察知しています。
日常の穏やかな暮らしの中で
長寿を育むためには、
住まいも身体も、
この些細なバランスに
耳を傾けることが不可欠なのです。
本日はこれまでです。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。

