家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
地震に弱い地盤とは?
気象庁の発表によると、
先日の熊本地震が発生してから、
震度1以上の余震は
8月5日12:00現在で
536回発生しているそうです。
そのため、当初は倒壊を免れたものの、
徐々に被害が拡大している住宅もあり、
報道を見るたびにつらくなります。
被災された皆様へ
心よりお見舞い申し上げますとともに
一日も早い再建をお祈りいたします。
ところで、
地震に強い住宅を建てても、
地盤に問題があれば
地震の影響を受けやすくなります。
そこで今回は、
地震に弱い地盤についてお話しします。
「地震に弱い地盤とは?」
■活断層
活断層とは、過去に何度も動き、
今後も何度も動くと考えられている断層です。
活断層の近くに新築すると、
深刻な被害を受ける可能性が高くなります。
活断層の場所は、自治体の防災マップのほか、
産業技術総合研究所(産総研)の
活断層データベースや
国土地理院の活断層図などで確認できます。
■軟弱地盤
水分を多く含んだ軟弱地盤は
地震の揺れが増幅するので
強固な地盤より何倍も激しく揺れます。
液状化や不動沈下のリスクも高くなります。
水田や沼などを埋め立てた土地や、
「池」「田」「谷」などの水に関する地名がある地域は、
地盤が弱い可能性があります。
■造成地
低地やくぼ地などの陸地に
土を盛って固めた『盛土』や、
河川や湿地などの水域に土を盛って
固めた『埋め立て地』は、
地盤が弱い傾向があります。
傾斜のある土地を切り取った
『切土』の地盤は強固ですが、
切土の傾斜部分を盛土で整えると、
地震の際、盛土側だけが激しく揺れます。
そのため、造成地を選ぶ場合は、
造成方法や擁壁の安全性について
確認しましょう。
軟弱地盤や造成地は、
地盤改良が必要になる可能性が高いものです。
固い地盤が深いほど工事費用は増えますが、
費用を優先すると
トラブルにつながるかもしれません。
相見積もりの際は、実績や工法、
保証についても比較しましょう。
■微動探査
地盤調査は、
建物を配置する場所の四隅について、
地盤の強度が建物の重さに
耐えられるか調べます。
そのため、土地を購入した後、
間取りや建物の配置が決まってからでないと、
正確に算出できません。
一方、微動探査では、
地震の揺れの伝わり方を調べます。
土地の所有者の許可と立ち会いがあれば、
購入前でも測定できます。
地盤体力の確認(地盤調査)は
法律で義務付けられていますが、
微動探査に法的義務はありません。
より安全な土地選びや、
土地に合う家づくりをしたい場合、
微動探査はとても役立ちそうですね。
■周辺環境もチェック
土地選びの時、気になる土地の周辺に、
・近所の建物の外壁に亀裂がある
・道路に不自然な凹凸や亀の甲羅のような亀裂がある
・電柱やフェンスが傾いている
などの症状があれば、
地盤が弱い可能性があります。
フェンスなどの傾きは、
スマホの水平器アプリなどで計測できますよ。
本日はこれまでです。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。

