家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
岩盤とのおつきあい
今や多くの人が、
飲み水をペットボトルで
購入する時代になりました。
毎日口にするものだからこそ、
水の質にはこだわりたいところです。
意外に思われるかもしれませんが、
安全基準でいえば、
日本の水道水の方が
ミネラルウォーターよりも
厳しく管理されています。
そのため、
じつは水道水をボトル詰めにして
「ボトルウォーター」として
販売している商品も存在します。
「ミネラルウォーター」と聞くと、
健康的なイメージがありますが、
日本の水の多くは
カルシウムやマグネシウムの
含有量が少ない「軟水」です。
一方、
ヨーロッパなど海外の水は、
「硬水」が主流です。
和食の繊細な出し汁の文化や、
緑茶のまろやかな味わいは、
この軟水の特性があってこそ
育まれてきたもの。
水との関係は、
私たちの食文化や暮らしの歴史に
深く根ざしています。
温泉もまた、
水に含まれるミネラル成分によって
効能が異なります。
地域ごとに異なる岩盤から
溶け出した成分が、
湯の性質を決めているのです。
科学的な分析ができなかった昔は、
湯の味を見てその効能を見極める
「湯の名人」もいたといいます。
水は化学式で書けば
H2Oと単純ですが、
実際にはその土地の岩盤から
溶け出したミネラルによって、
性質が大きく変わります。
山の風景や河原の石を眺めると、
自然との触れ合いを
感じることがあっても、
それが自分の身体のすみずみまで
関わっているとは、
なかなか意識しません。
でも、
私たちは想像以上に岩盤と
深くつながっているのです。
さらに、
山に育つ木々もまた、
その土地の水によって育まれています。
国産材を使おうという動きは、
林業の再生だけでなく、
私たちの身体との“相性”
という観点からも
意味があるのかもしれません。
もし、
国産の木材に触れる機会があったら、
同じ岩盤から生まれた水で育った
“仲間”として、
ぜひそのぬくもりを感じてみてください。
本日はこれまでです。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。

