家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
契約前にスライド条項の
有無を確認しましょう
ゴールデンウィークの期間中、
様々な業種で働く親せきと
話す機会がありましたが、
ナフサ不足の影響を受けている割合の
多いこと多いこと…。
中には、数年前の単価で
長期契約しているため、
働けば働くほど利益が
削られるという親せきも…。
契約書のスライド条項について
尋ねたところ、
「担当が違うから詳細は知らない」
とのこと。
連休明けに確認するとのことでしたが、
その後どうなったか気になっています。
「契約前にスライド条項の
有無を確認しましょう」
■スライド条項とは
契約を締結した後に人件費や
資材価格などが急激に変動し、
契約時の
請負代金が不適当になったとき、
施工業者が
請負代金を変更できる仕組みです。
公共工事では、発注者に対して
契約書への記載と適切な運用が
義務づけられています。
民間の新築請負契約は
義務化の対象外ですが、
施主と施工業者が合意した場合は、
スライド条項を
契約書に記載できます。
現在はナフサ不足により
資材価格が急激に高騰しているため
追加負担についての
関心が高まっていますが、
価格が急落した場合も
スライド条項の対象になります。
■記載が無い場合のリスク
契約書にスライド条項の記載が無い場合や、
特約によって除外されている場合、
契約後に資材価格などが高騰しても
施主の負担は変わりません。
施主の負担が増えないことは
メリットに思えるかもしれません。
しかし、値上げ額のすべてを
施工業者が負担するため、
資材調達が困難になって
工事が中断したり、
経営が困難になって
倒産する可能性があります。
■見積書の有効期限も要チェック
従来、新築の見積書の有効期限の目安は
3~6か月程度でした。
しかし、ナフサが不足してからは、
「1か月」や「2週間」と
極端に短くなっています。
有効期限を過ぎて再見積もりを依頼すると、
値上がりする可能性があります。
短期間で決断するのは大変ですが、
・要望が反映されているか
〇日までに確認する
・不明点について
〇日までに問い合わせる
などのやることリストを作って、
時間を有効に使いたいですね。
■負担割合が偏っているときは?
今回のナフサ不足の主な原因は
中東情勢の緊迫化です。
施工業者にも施主にも責が無いので、
スライド条項によりどちらか一方に
負担が偏るのは不公平ですよね。
そのため、
もしみなさんに
負担が偏っていると思ったら、
まずは施工業者と話し合いましょう。
施工業者との話し合いで
解決できないときは、
住まいるダイヤルや弁護士、
自治体の建設担当部署などに
相談しましょう。
本日はこれまでです。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。

