家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
家の「骨」と「肌」
自動車や家電製品は、
実際に完成したものを見て買えます。
たとえどんなに複雑な部品を
数々組み合わせて作られていても、
完成品があって使うことができれば
何も不自由はありません。
住宅も、
マンションや建売住宅を
買うのであれば同じことですが、
注文住宅を建てようと思うと
簡単にはいきません。
そのかわりに自分のこだわりを
盛り込むこともできます。
家ができるまでもポイントを、
家を構成する部材に
着目してまとめてみました。
性能の部材/外皮
構造体ができあがれば、
次には外皮で
家を覆うことになります。
外皮には壁や屋根、床、
そしてサッシがありますが、
これらの組み合わせによって、
住宅の快適さの性能が決まります。
とくに、
冬暖かく夏涼しいという
温熱環境に関しては、
断熱材やサッシの
性能で決まります。
もちろん、
これらの部材を建築会社が
自社で作っているケースは
きわめて稀です。
大手でも中小でも、
やはり資材メーカーから材料を
調達して現場施工しています。
たとえばサッシの資材メーカーは、
研鑽してより断熱性の良いサッシを
開発しています。
決して、
一部の建築会社だけのために
開発しているものではなく、
広く普及を目指しているものです。
地球環境への貢献にもなることですから、
真剣に取り組まなければ
ならないことでもあります。
ペアガラスは一般化して、
さらにガラスの種類やトリプルガラス、
そして枠材の熱伝達を抑えるために
樹脂を使うなど、
日本のサッシの種類は
覚えきれないほどあります。
目標とする省エネ性能に
合わせて選べば、
地域の建築会社でも
性能を向上させることはできます。
実際に最も厳しい基準である
ZEH住宅に取り組んでいる
地域の建築会社もたくさんあります。
同じように断熱材も各種ありますが、
最終的には断熱性能を決める
熱伝導率と結露対策、
コストとのバランスを考えて
資材メーカーを選んで
建てることになります。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。

