家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
伝統というデザイン
人々は街に戻り、
デイズニーランドも
以前の賑わいを超える勢いで
再び活気づいています。
このデイズニーランドが
町づくりにおいて
大きな功績をあげていることは
あまり知られていません。
それは、
デイズニーランドの開発に関連する
町づくりの取り組みです。
デイズニーランドの建設には
広大な土地が必要ですが、
その中で使われなかった土地の
再活用が進められていたのです。
プロジェクトのテーマは、
世界を驚かせるような
利益を生み出すことでした。
そのために選ばれたのが、
町づくりでした。
しかし、
単なる町づくりでは
ありませんでした。
これは、
「伝統的近隣地区開発」(
Traditionarl Neighbood Development)
と呼ばれる住宅地開発で、
単に新しいものを
つくるのではなく、
近隣の伝統的な要素を調査し、
それを受け継ぐ形で
町をつくるものでした。
結果として、
その町は注目を集め、
時間とともに価値が20倍にも
増したとされています。
新たに
テーマパークを造るよりも、
はるかに利益を上げたのです。
もちろん、
その町に住む人々にも
恩恵がもたらされました。
伝統というデザインを
町に施すことで、
地域の価値が高まったのです。
アメリカは日本に比べて
若い国ですが、
数十年の歴史の中で伝統を
デザインとして活用する方法を
見出しました。
アメリカにとって、
伝統は高く評価される
資産なのです。
この手法は、
伝統の国であるイギリスでも
応用されています。
イギリスの新興住宅は、
新しくてもすでに風格があります。
伝統を
デザインに取り入れることは、
最も確実な資産形成の
手段かもしれません。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。