家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
あなたの使い勝手はどっち?
間取りの良し悪しを決めるのは、
住む人の
使い勝手によって決まります。
しかし、
住む人の住まい方、
家の使い方もさまざまです。
よりよい暮らしを願って
設計を進めるためにも、
家の使い方の詳細をしっかり
お聞きしておかなければなりません。
使い勝手に大きく影響する
水周りについて意見をお聞かせください。
あなたは多数派?
日本では、
4LDKといえば、
LDKの他に4つの個室がある家を表します。
個室の数を数えれば、
大まかな間取りは想像できます。
アメリカでは、
これに加えてバスルームの数を、
たとえば3&half
というように表記しています。
4つの個室があれば、
3つにバスルームがあり、
ない部屋が1つある
ということがわかります。
そして残るハーフバスルームは、
LDKの近くに設置された、
ゲストも使うトイレのことです。
つまり、
浴室は寝室の近くにあるのが
通例であるということです。
一般的なホテルを
想像していただければ、
よくわかると思います。
それは、
浴室が極めてプライベートな空間である
と考えられているからなのでしょう。
日本の暮らしの中でも、
ゲストが来て
トイレを使うことがあっても、
浴室を使うことは
それほど多くはないのかもしれません。
各個室に
浴室を設置することはしなくても、
2階に浴室を設置するのは、
西欧の考え方からすれば
合理的な案です。
ただ、浴室の使い方は
欧米と日本では大きく違います。
暖炉の前で家族とくつろぎ、
就寝前にシャワーを浴びてから、
就寝するのであれば浴室は、
寝室近くにあるべきです。
また、仕事から帰って、
軽くシャワーを浴び、
スーツを着てパブに行く
というライフスタイルも同様です。
一方、
温泉地のように
ゆったり湯船に浸かった後に、
浴衣や寝間着で
リビングでくつろぐのであれば、
リビングに近い方が
良いのかもしれません。
それは西洋のホテルと、
日本の温泉旅館の違いのようにも
思えてきます。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。