家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
電気・ガスの契約トラブルに注意しましょう
みなさん、
新築をきっかけに電気やガスの契約を
見直す予定ですか?
電気・ガスの小売り全面自由化が
始まってから、
契約に関するトラブルが
増加しています。
訪問販売や電話勧誘販売
によって契約した場合、
期間内なら
クーリング・オフができます。
しかし、
自分から
電話やインターネットで申し込むと
クーリング・オフが適用されません。
店頭で申し込んだ場合も同様です。
春先は新生活を始める方が多いので、
契約に関する相談件数が
増えるそうです。
新居での生活が
契約トラブルで始まらないよう、
事例や注意点についてお話しします。
「電気・ガスの契約トラブルに
注意しましょう」
■相談事例
・電話勧誘で「電気代が安くなる」
と言われて契約したが、
その後、調べたところ、
評判が良くないので解約したい。
・契約中の電力会社名
を名乗った業者から、
安い電気料金プランの説明を
受けて契約変更した。
契約後に別の業者だと気づいた。
クーリング・オフしたい。
・「ガス代が安くなる」
と言われて契約したが、
ごくわずかな金額しか
安くならないことがわかった。
・比較サイトを利用して
切替え手続きしたところ、
希望する事業者とは違う事業者と
契約を結んでしまった。
■注意点
訪問や電話による勧誘を受けた場合は、
資源エネルギー庁の
ホームページで登録事業者か確かめましょう。
電気・ガス会社の委託先(代理店等)から
勧誘を受けた場合は、
担当者名や連絡先なども記録しましょう。
なお、電気・ガスの契約の際、
小売事業者や代理店等は、
料金等の供給条件の説明だけでなく、
契約内容を記載した書面の交付が
義務付けられています。
契約書にサインするときは、
説明内容や書面の内容に
不備が無いか確認しましょう。
不明な点があれば、
問い合わせましょう。
電気・ガスの小売事業者や代理店等は、
契約を締結する時だけでなく、
契約を締結した後にも
契約年月日等が記載された書面を
交付しなければなりません。
どちらも正しく交付されているか
確認しましょう。
■相談先
上記の事例以外にも、
「契約した事業者が事業撤退した」
「契約期間内に解約すると違約金が
発生すると言われた」
などのトラブルが発生しています。
困ったときは、
消費者ホットラインに電話しましょう。
TEL 188
受付時間
平日:9時00分から17時00分等
土曜・日曜・祝日:10時00分から
16時00分等
最寄りの消費生活センターや
消費生活相談窓口に案内されます。
最寄りの相談窓口に
電話がつながらない場合は、
国民生活センターの
「平日バックアップ相談」
を利用できます。
TEL 03-3446-1623
受付時間
10時~12時、13時~16時
(土日祝日、年末年始を除く)
電気・ガス取引監視等委員会の
相談窓口は、
TEL 03-3501-5725
受付時間 9:30-18:15
(土日祝日、12月29日~1月3日は除く)
となっています。
なお、
こちらは相談や情報提供のみで
仲裁は行っていません。
■タイミング
もし、あなたが電気・ガスの契約内容を
見直す予定なら、
新居への引っ越し前にしますか?
引っ越後、
数か月様子を見てからにしますか?
建物の性能、
家族の暮らし方などが変わると、
電気・ガスの使用量も
変わるかもしれません。
解約金や違約金が発生する電力会社に
乗り換える場合は、
契約のタイミングには
特に注意した方が良さそうです。
本日はこれまでです。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。