家づくりこぼれ話!

こんにちは 
建物と土地とお金のプロ菅原です。

呼吸する家


湿度を味方にする環境づくり


夏涼しくて冬暖かい家は、
だれでもが望む住まいの理想です。

人が涼しさや暖かさを求めるのに
まずは温度を考えますが、

じつは湿度を味方にすることも
欠かせません。

温度よりもわかりにくい湿度が、

どのように住まいの快適さに
かかわっているのかを
知っていただければと思います。

湿度という曲者
私たちは、
暑さや寒さを日頃から
温度計を見て確認しています。

冷暖房でも、夏は28℃、
冬は20℃などの温度設定の
目安があります。

その身近な温度計を見ると、
湿度が表示されているものも
あります。

温度とは違う体感として
湿度を意識することは
少ないのですが、

湿度はとても大事な指標です。

そして湿度というのは、
気温以上に人や住まいに
影響を及ぼしています。

湿度は人が感じる暑さや寒さに
大きく影響し、

乾燥や湿気によって
健康を害する原因が
生まれることもあります。

さらに人だけではなく
住宅の性能や耐久性にも、
湿度は関わっています。

たとえば、
シロアリや腐朽菌などの繁殖は、


湿気のある場所に
限られています。

住宅の主な材料である
木材や建材では、

乾燥されていることが
腐らせないことの基本です。

いかに湿気を排除するかが
対策となります。

ところが、
人が暮らす住まいの空気環境では、
乾燥しすぎることは
決して良いことではありません。

気温とは違い湿気というのは
曲者と考えなくては
ならないのです。

住宅を長持ちさせ
快適な環境を得るために、

ちょっと難しいかもしれない
湿度の話にお付き合いください。

本日はこれまでです。
おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。