家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

家族の絆と家のかたち

ともだち家族の暮らす

これからの家

家のかたちは、

その時、その時の暮らしぶりを

反映したものです。

さまざまな要素によって、

変化もしてきました。

しかし昔も今も、

2人の親と子どもから

家族が成り立っていることは

変わりません。

でもちょっとしたことで、

家族の姿も暮らし方も変わります。

SNSの時代になって、

これまでとは違う若い家族の

暮らしも見え始めています。

それも素敵な暮らし方です。

どのように

今の家のカタチが変わり、

そして、これからどのように、

なっていくのでしょうか?

昔の家

近代になって、

じつは日本の家には

とても大きな変化がありました。

その代表が、

個室ができたことです。

たくさん残されている古民家には、

個室はありません。

それは近代の日本が、

西洋化という文化の大転換期を

迎えた時に生まれたものです。

そして今では、

個室がある家はあたりまえ前の

かたちです。

もうひとつ個室と同じように

大きな変化をもたらした

部位があります。

それは玄関です。

古来の家には、

土間や縁側があって、

家族はそこから

出入りをしていました。

それ以前に

門や玄関を構えるのは、

お上のお許しがなければ

できませんでした。

それは農家の

作り方だけではなく、

当時の都市型の町屋でも

一緒です。

やはり土間があって

そこから出入りをしています。

玄関は、

西洋の民主化が伝わり、

平等な世の中になった

象徴なのです。

こうした変化が

劇的に起きたかというと、

じつはそうでもありません。

ゆうに半世紀以上もかけて、

ゆっくりと

変化してきたことです。

戦前までは、

昔からの家がまだたくさん

残っていました。

現実に自分の体験として

思い出を残している人たちも

たくさんいます。

本当の大転換が起きたのは、

戦後のことです。

敗戦で破壊された街や

家々が建て直されることで、

一気に新しい家ができました。

しかも、

できれば日本の古い伝統から

脱却することが

望まれた時代でもあります。

国も先導して、

新しい家のかたちを

作り上げようとしました。

DK=ダイニング・キッチンが

生まれたのもこの時です。

食事をする部屋と

寝る場所を分けて、

個室を作ることが推進されます。

DKに集まり

談笑する家族の姿が、

まるでアメリカの

ホームドラマのような風景となり、

家族の絆の象徴となります。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする

私の使命です。