家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

小屋裏活用術

未来を生み出す空間

間取り図を眺めながら、

どんな住まい方をしようかと

想像するのは、

住まいづくりの

大きな楽しみのひとつです。

でも、

平面的なつながりは想像できても、

意外と立体的な空間は

イメージしにくいものです。

じつは家の中には、

ちょっとした高さの工夫で

活用できる空間があります。

間取りだけではわからない、

小屋裏空間の活用術を

ご案内します。

子どもの個性を伸ばす空間

ずいぶん昔ですが、

アメリカの高校教師が

とても興味のある発表をしています。

何事も上手にこなし、

協調性がある秀才肌の子どもと、

独自性があり、創造力の豊かな

天才肌の子どもの個性があり、

その個性が分かれるのは、

育ってきた家によって

違うといいます。

秀才肌の子どもは

明るくて現代的な家に育ち、

天才肌の子どもは

古くからの家に育ったと

報告しています。

もちろんどちらの個性も、

社会で活動するためには

必要なことです。

どちらが良くて、

どちらが悪いということでは

ありません。

ただ当時のアメリカは、

個性を発揮する人材を求める

風潮になっていました。

古い家には、

壁や天井にもシミや汚れがあり、

ちょっと暗くなった

部分もあります。

こうしたところに、

ジブリが描くような

「まっ黒すけ」が潜んでいると、

子どもたちは想像します。

この想像力が、

天才肌の子供を育てるのです。

同じように、

子どもの感性では

丸や四角の形状は

認識しやすいのですが、

三角の形状は

認識しにくいとされています。

小屋裏の空間では、

斜めの屋根面が見えてくるので、

幼いころから

三角の空間感覚を

養われることになります。

現実的な影響を

はかり知ることはできませんが、

確かに小屋裏の空間は

子どもにとって

魅力的な空間に見え、

天才を育てるかもしれません。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。