家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

家づくり、ワンランクUP!

佇まいを感じる住まい

ビバリーヒルズといえば、

高級住宅街が立ち並ぶ街という

イメージが浮かびます。

実際に訪れてみると、

趣のある佇まいが並んでいます。

もちろん土地の広さも違いますが、

決して

統一されたデザインによって

できあがっているわけでもありません。

ワンランクの佇まいを

感じさせる家とは、

どんな家なのでしょうか。

ビバリーヒルズの家

ビバリーヒルズの街並みは、

すでに100年以上も経った

歴史のある風景の中にあります。

歩きながら家々を眺めてみると、

実にさまざまなスタイルの住宅が

建てられています。

米国の伝統的なコロニアル様式や

ジョージアン様式、アーリーアメリカン、

さらにはもっと古い

コテージ風の平屋など、

ビバリーヒルズの

住宅の歴史にとどまらず、

アメリカ住宅の歴史を感じさせられます。

かといって、

中にはモダンな現代住宅も建っていますし、

アールデコを彷彿させる

住宅もあります。

新しい街であれば

統一された美しさによって、

格の高い佇まいを

感じさせることもありますが、

歴史のあるビバリーヒルズは

決して統一された住宅によって

感じられるものではありません。

新築で考えても、

リフォームの参考にするのにも、

見あきることのない

住宅デザインの宝庫です。

考えてみれば日本も

同じような風景の場所があります。

それは総合住宅展示場です。

ビバリーヒルズの街並みのように

通りに向かって、

建物の正面が並んでいるのも

似ています。

飾られた住宅には、

各社の設計の粋と技術と

独自のデザインが結集されています。

ただし、

住まい手が求めているものではなく、

他社よりも少しでも目立つものをと

工夫を凝らした結果です。

おそらく

展示されている住宅に

かけられている予算を考えると、

ビバリーヒルズよりも

高い住宅もたくさんあるでしょう。

住宅展示場も見るだけで楽しく、

参考になる場所です。

でも、

ビバリーヒルズには、

見本として建てられた住宅とは

違う佇まいがあります。

住宅展示場のように

大きな予算をかけたからといって

必ずしも高級な住宅が

できるものでもありません。

特に日本の住宅では、

さまざまな最新の住宅設備を

導入することで、

驚くほどの予算がかかります。

でも技術進化の激しい機械類は、

数年もするとすぐにも

型式が古くなってしまい

価値がなくなってしまうのも

早いものです。

逆に、

歴史があるからこそ

醸し出される価値もあります。

費用をかけた住宅よりも、

時間によって築かれる高級な家の

イメージもあります。

もちろん

ビバリーヒルズという街としての

ブランド価値は大きいと思います。

しかし、

統一された街並みではないことを

考えると、

決して街並みとしての

評価でもありません。

それでも

ビバリーヒルズに高級感や品格を

感じるのは、

なぜでしょうか。

あまり予算をかけなくても、

新築やリフォームにも応用できる、

ワンランクアップの家づくりの

ポイントを考えてみましょう。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。