家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

「家の寒さ」が命を縮める

岩前 篤 近畿大学建築学部教授  

週刊新潮特別読物より記事引用

冬は冷え込むのが当然であり、

少々の寒さに耐えることで

むしろ肉体の鍛錬につながる ―

 こうした“昭和的”な考えは

改めたほうがよさそうだ。

冬本番を迎えるなか、

部屋の低温状態を改善しないと

思わぬ災厄が……。

建築の専門家が警告。

家の寒さが命を縮める!

「寒さ」と「低温」の違い

いかに寒さが

命にかかわる大問題であるか

お分りいただけたかと思いますが、

ここでひとつ誤解しないで

いただきたいことがあります。

冬の寒さが問題だというと、

どうしても、

「寒いところから急に暖かい場所に

移るときのヒートショックに

気を付ければいいんでしょ」

と思う人が少なくありませんが、

「温度差」以前に「低温そのもの」が

危険なのです。

私の父親が典型例で、

「うちは大丈夫。家のどこへ行っても

10度くらいで温度差はないから」

と言い、

家の寒さを

気にしようとはしませんでした。

そうではなく、

家の中が10度と寒い時点で

健康を害する恐れがあるのです。

さらに、

ここまで「寒さ=低温」として

扱ってきましたが、

厳密にいえば

命を蝕む危険性が高いのは

体感的な「寒さ」ではなく

「低温」という状態です。

寒さを感じれば

暖房器具を「弱」から「強」にしたり、

寒い部屋から

暖かいリビングに移るなどして

何らかの対策をとるでしょうから、

健康を害するほどの寒さを

延々と感じ続けることは

実はありません。

一方の低温は、

それこそ我慢できないほどの寒さを

感じるわけでもなくても、

知らず知らずのうちに

私たちの健康を損なっていくため

危険なのです。

本日はこれまでです。

週刊新潮‘24.1.4・11からでした

では、では。

 

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。