家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

命を守る家

人口動態統計から見える住宅の安全

日本の死亡者数は

年間150万人をゆうに超え、

出生数は年間80万人を切り、

人口の減少に

歯止めがかからない状況です。

また100年に一度のウィルスが襲い、

災害級の降雨や日射が続きます。

こうした多くの減少が、

人口動態統計を見ると、

住宅の安全に関する思わぬ見方を

発見することにもなります。

人口動態統計

大規模な災害があれば、

多くの人は地震や台風などに強く、

家族の命を守ってくれる家を

と考えるのも当然に事です。

安全性は、

住宅の最も大事な

機能のひとつです。

人口動態統計の中では、

大きな災害がなくても、

毎年およそ4万人の人が

不慮の事故で亡くなっています。

不慮の事故といえば、

交通事故を思い浮かべる人も

多いかと思いますが、

交通事故による死亡者数は

大きく改善され、

今や3500人にまで減ってきました。

飲酒運転の厳罰化による

法規制の効果も

大きいと思われますが、

自動車の安全性も

大きく改善されてきた結果だと

思われます。

今後は、

さらにAIによる自動運転等が

普及すると、

もっと死亡者数が

減る可能性があります。

この統計グラフの中に、

自殺による死亡者数を見てみました。

一時期

3万人を超えていたのに比べれば

減少してきましたが、

それでも東日本大震災の

犠牲者・行方不明の数を

超えます。

数百年に一度といわれる

大災害の犠牲者以上の命が、

毎年、自殺によって

失われていることになります。

さらに失病の中から

インフルエンザの死者数(2015年以降)と、

人口動態統計上では

「特殊目的用コード」に

分類されている、

新型コロナによる死亡者数も

見てみました。

2012年には47,657人を数え、

不慮の事故の死者数も超えました。

この期間、

インフルエンザによる死者数が

30人以下まで低下したのも

衆知のことですが、

大災害を大きく超えるような

災禍であったことが

改めて確認できます。

そして、

さらに不慮の事故における

溺水者の数(2015年以降)です。

この人口動態統計の数値が、

家の命にかかわる

大切なはなしに

つながってゆきます。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。