家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
その費用はどれくらいかかる?
みなさん、
家づくりをすると、土地代と建物代以外にも、
さまざまな費用が発生します。
地鎮祭や上棟式のように、
省略して費用を削減できるものもあれば、
引っ越し代のように、
ある程度の予算が必須な費用もあります。
そこで今日は、
予算を確保しておきたい費用についてお話しします。
「 その費用はどれくらい? 」
■地鎮祭
土地神様にお供えする米や酒などの供物料、
神主さんに支払う玉串料の他、
お神酒を頂くための湯飲みなどの費用が発生します。
玉串料の金額は
「施主様のお気持ちで」
と言われたら、
相場(3~5万円)を参考にしましょう。
業者によっては、金額を指定することもあります。
■上棟式
棟上げの後、棟木に幣束を立てたり、
酒・塩・米をまいて清めるなどの儀式を行います。
その後、職人さんに御祝儀や折り詰めを渡したり、
宴席を設けたりします。
御祝儀を渡す場合、
・全員に渡すのか、棟梁などの代表者だけに渡すのか
・相場はいくらか
を担当者に確認しておきましょう。
上棟式自体の費用の目安は10万円ほどですが、
それ以外に
御祝儀、引き出物、餅まきなどの費用が必要です。
■近隣への挨拶費用
一般的には、着工前と引っ越し前後の2回行います。
地鎮祭の後に業者と共に挨拶回りする際、
業者がタオルなどの手土産を
用意していることもありますが、
自分でも用意しておいた方が無難です。
一軒当たりの目安は500~2,000円程度。
挨拶先は、
『新居の向かい側3軒+後方3軒+両隣』が
基準とされています。
なお、町内会に入る予定なら、
引っ越し後に、
同じ組の班長にも挨拶に行きましょう。
その際、
班員への挨拶を要求されることもあるので、
予算は多めに確保しましょう。
■引っ越し費用
荷物の量や移動距離によって異なります。
50㎞以内の場合は10万円ほどが目安ですが、
梱包や開梱などの作業を追加すると、
その分費用は増えます。
なお、
3~4月と9~10月は
引っ越しの依頼が集中するため、
料金が高くなる上に予約が
困難になることもあります。
引っ越し費用を抑えたい場合、
・複数の業者から見積もりを取る
・早めに予約する
・割高になる日時(繁忙期や土日祝日など)を避ける
・不用品を処分し、荷物を減らす
などの対策をしましょう。
■新居お披露目
引っ越しして数か月が過ぎ、
生活が落ち着いた頃に開催します。
目的は、新築の際にお世話になった方や、
今後お世話になる方に
感謝の気持ちを伝えることです。
人数分の料理を用意するのは大変なので、
仕出し料理や出張サービスなどを
利用する方もいるとか。
とはいえ、
料理に凝ると費用はどんどん膨らみます。
そんな時は、鍋料理、ちらしずし、揚げ物など、
無理の無い範囲でもてなしましょう。
お招きする方の年齢層によっても異なりますが、
豪華な仕出し弁当より、
ピザや唐揚げの方が喜ばれることもあります♪
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。