家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
CO2植物連鎖
CO2が増えることによって、
温暖化による気候変動が
引き起こされています。
日本では台風でもないときに
線状降水帯による大雨が
各地で発生し、
ヨーロッパでは
40℃の高温が記録され
1000人を超える
死者の報告もあります。
脱炭素への取り組みは、
人類にとって喫緊の
課題であるにもかかわらず、
気候変動に耐えるために、
さらにエネルギーを
消費しかねない状況にも
心を痛めます。
CO2が増加する問題は、
どうやら
気候だけではない現象として
表れ始めているようです。
その原因は、
空気中に増えたCO2が
海に溶け込むのです。
CO2が水に溶け込む量は、
温度が低いほど多いといいます。
つまり
寒冷地である北極や
南極ほど溶け込みやすいのです。
海が氷におおわれていれば
よいのですが、
温暖化によって
北極海が広がっていることで
いよいよCO2が
溶け込みやすくなっています。
ちょっと聞くと、
CO2削減には
好都合のように思えますが、
問題はそんなに
単純ではありません。
海水に
CO2が溶け込むと酸化して、
そこに生きる生物の
生態系に影響を与えます。
こうした微妙な変化に
影響を受けやすいのは
小さな生物で、
海水の酸性化によって
甲殻が溶けてしまうのが
確認されています。
微小生物の個体は小さくても、
食物連鎖の底辺にいる
彼らの生態は、
その上の捕食生物に
大きな影響を
与えることになります。
食物連鎖の原点にいる
人類が食している、
魚の捕獲量が近い将来激減する
可能性があります。
気候変動は
さまざまな災害のかたちで、
私たちの目に見えるように
危機を訴えてくれていますが、
海洋の酸性化による
食物連鎖の破綻は、
その間に
多くの生物がかかわっているだけに
問題が表面化したときに
はすでに対処ができない事態に
陥っている可能性があります。
脱炭素社会への取り組みは、
間違いなく
すべての人にかかわる
大事な課題となっています。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。