家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

町場と野丁場

建築で使われる言葉の中で、

「野丁場(のちょうば)」とは、

鉄筋コンクリート造りや

鉄骨造りなどの大規模な

工事現場を指します。

この言葉が生まれたのは

江戸時代で、

住宅工事を行う「町場(まちば)」の職人が

蔑称として使用していたのが由来です。

技術を認められ、

仕事を請けていた町場に対し、

野丁場は人数を集めることを

最優先としていました。

しかし、

現在では差別的な意味はなく、

単に現場を区別する呼び方として

使われています。

最近では、

大手建設会社やゼネコンが

扱う現場を野丁場、

個人が施主の住宅工事を

町場と呼びます。

野丁場と町場には、

いくつかの違いがあります。

まず、野丁場では、

住宅工事に特化した技術や

ノウハウがあまりありません。

これは、

野丁場ではさまざまな種類の建物を

請け負うことが理由のひとつです。

一方、町場では、

住宅工事に特化した技術や

ノウハウを持っていることが多く、

顧客のニーズに応じた住宅を

提供することができます。

次に、

野丁場で住宅工事を行うと、

人件費や資材費がかかるため

高くなります。

一方、町場では、

人件費や資材費を抑えることができ、

住宅コストを

安く抑えることができます。

さらに、

野丁場では工期が

比較的長くかかる

傾向にありますが、

町場では、

職人の人数が少ないため、

調整が容易で、

工事がスムーズに進む

傾向にあります。

野丁場と町場という

建築工事の言葉ですが、

まるで大手メーカーと

地域の工務店の差のようにも

見えてきます。

現実に、

住宅の名前を冠にした

大手メーカーは、

じつは町場の仕事、

つまり個人住宅の仕事ではなく、

野丁場の仕事、

つまり住宅以外の

大規模な工事が主体となる

現場がほとんどで、

今やゼネコンといわれる

元来の野丁場の建設会社よりも

売上高は多くなっています。

町場の工務店には

適わなくても、

町場の丁寧な仕事は、

大事な企業コンセプトに

なるようです。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

今回、chatGPTです。

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。