家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

住まいづくりの経費

・工事費以外の費用

・建てるためにかかる経費

・建てた後のかかる費用

世界的な物価上昇によって、

さまざまな経済現象が起きています。

ロシアのウクライナ侵攻への

経済制裁の中でも

石油流通量の不足に始まり、

コロナで壊れてしまった

雇用形態からの人材不足、

そして円安など

原因を上げたらきりがありません。

当然、住宅に関する費用も

影響を受けていることは必至です。

しかし、

住宅を取得するのにかかる費用は

工事費だけではありません。

工事費のほかにかかる費用について

まとめてみました。

工事費のほかにかかる費用のはなし

燃料サーチャージ

コロナ・パンデミックと

ロシアのウクライナ侵攻は、

これまでに経験したことのないような

新しい経済危機をもたらしています。

それは

住まいづくりも同様です。

コロナによる

新しい生活様式への転換によって、

アメリカの住宅需要が

増えたことから木材価格が高騰し、

さらに

ロシアへの経済制裁の一環で、

針葉樹の輸入が止まることが

火に油を注ぐ事態となりました。

半導体不足は

給湯機や洗浄便座の生産を減らし、

さまざまな物の流通には

高騰している石油エネルギーを

使わないわけにもいきません。

航空機の燃料サーチャージ費用が

高騰したことがニュースになり、

空港の使用料も上がります。

こんな時代に、

住宅の業界でも妙な噂が

聞こえてくるようになりました。

主にローコストを

売り物にしているメーカーが、

「物価調整費用」という勘定科目を

考え出したというのです。

価格が上がるのであれば、

そのように素直に

表現すればよいのですが、

価格を安く見せる営業手法を

失いたくないがために、

価格表示はそのままにして、

まるで

時代に合わせた経費のように

「物価調整費」を名目にして

活動を続けているというのです。

まさに、

航空業界や旅行業界が請求する

燃料サーチャージや

空港使用料のような費用に

感じてしまいます。

そもそも建設業法第20条では、

建設工事の見積もり等の方法が

定められています。

工事費用に応じて、

工事種別ごとの

材料費と労務費とその他の経費

に分けて明らかにすることです。

住宅は多くの部位、部材を

組み上げなければならないので、

工事費の見積もりも複雑です。

その工事費の中にも

経費が存在し、

さらに工事費として支払う

費用のほかに、

施工会社とは別に

支払わなければならない

経費もあります。

その代表が税金であり、

その中に

消費税が含まれています。

でも、

この消費税も

建物にはかかりますが、

土地にはかかりません。

土地は消費されるものではない

という判断があるからです。

しかし、

総務省の発表する

消費者物価指数では、

住宅は

消費財ではないということで

価格算定の中に含まれていません。

家賃だけが

物価指数の対象になっています。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。