家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

空間の役割

マドリを考える前に

マンションや建売住宅など、

似たようなマドリに暮らしていても

住まい方はさまざまです。

ましてや

新しい住まいを考える時、

いちばん気になるのは

マドリではないでしょうか。

でも、

いざ要望をまとめ当と思っても

なかなか使い方を

表現できないものです。

今住んでいる部屋を含めて、

空間の役割を

真剣に考えておかないと、

建てた後に失敗することもあります。

子供部屋は必要か?

家を求めるきっかけの多くに、

子どもの成長があげられます。

あえていえば、

住まいは子どものために

建てるようなところもあります。

そして、

通常は子ども部屋は、

子どもの数だけ必要であると

考えられることが多いようです。

でも、想像以上に

子どもの成長する期間は短く、

子育ては本当に一時的な話です。

子どもが巣立った後には、

単純に余った空間

となってしまうことがあります。

また、

個室を与えることにも、

本来は相応の準備が必要です。

たとえば、北米では

子ども部屋の扉の開閉に関して、

子どもの自由にさせないことを、

約束させます。

特に扉を閉めるのは、

親の許可を得てからでなければ

なりません。

個室を持つことは

独立した心を育てますが、

自分の自由になることだけでは

ないことを、

同時に

しつけしておかなければなりません。

こうした強いしつけの

気持ちがあってこそ、

個室を与えることができます。

子どもに部屋を与えることは、

親が厳しいしつけを行うことを

誓うのが前提なのです。

また、子どもがいると、

どの家庭でもモノが

増えるものです。

これらのことを考えると、

子ども部屋の究極の役割は、

収納と学習と就寝に行きつきます。

なかなか子どもが

自分のための交流の場とすることは

多くないでしょう。

収納も学習も就寝も、

いずれも静かで多少暗いほうが

適した空間となります。

そしていずれ巣立っても、

さまざまな使い方ができるように、

空間のつながりと

仕切りを変えられるよう

考えておいたほうがよいでしょう。

本日はこれまでです。

おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。